夢見るタンポポおばさん

富士山麓の風景、花の写真。エッセイ。

大震災から2ヶ月経ちました

2011-05-11 20:06:54 | 日記・エッセイ・コラム

3 58 20110511 2011051101 Dsc09227 Dsc09242 Dsc09249 Dsc09270 Dsc09315

今日は、大震災から、2ヶ月経ちました。

現実が、想定をはるかに超えてしまった事実を私たちは冷静に受け止め、認めない訳には行きません。

大震災の起きる前、防災訓練の参加者は、静岡県でさえ、年々減り続け、参加者の取り組み方も、正直なところ、決して真剣そのものと言う訳ではありませんでした。たまに会ったご近所の奥様方と井戸端会議位のノリの方もいました。

我が家のように、防災に熱心で、三日間分の食糧、水、小銭、薬、衣類下着などは勿論、自家発電機まで、用意しているなどと言うのは、特別な家でした。

今回の大震災で、みんな何かしらの対策を考えていることと思います。

「天災は忘れた頃にやって来る。」と言う先人の教えをもう一度肝に銘じ、犠牲者のご冥福をお祈りしたいと思います。

夜寝る時に枕元に明日の着替えを置くだけでも、直ぐ実行できると思います。

3月16日の富士宮を震央とする震度6強の地震の時も、パジャマ姿に、上着を掛けただけで表に逃げ出した方々を沢山見ました。

靴は、外に逃げる時に、直ぐ履けるように、向きを外に向けて揃えておく。

懐中電灯は、玄関に一本置くだけで、表に出る時に安心です。

ヤカンにお水を汲んで置くだけでも、全然違います。

我が家では、震度6強で、外壁に縦の亀裂。

内壁に横の亀裂が入ったのですけれども、

観音開きの食器棚の扉の両側を紐で縛ってあったのと、市役所で、壁に固定して頂いたお陰で、食器に被害は全くありませんでした!

食器の下には、布巾や、プチプチを敷いてありました。

何か自分に出来ることをする。直ぐ実行できることは、後でと言わないで直ぐ実行する。

毎日続ける。

食器棚の扉を紐で結ぶなんて、習慣になれば、そんなに大変なことではありません!

写真は、敢えて、爽やかな五月の見えるものにしました。

毎日毎日テレビや新聞で悲惨な光景を目にしているのですから、せめて、夢見るタンポポおばさんのブログでは、安らぐ景色を見て、一息ついて欲しいのです。

自衛隊の戦車。どうしようかなと思ったのですけれども、日曜日にもかかわらず、訓練していました。

命がけで救助してくださっている、国を守ってくれている。

感謝の心で、載せました。