夢見るタンポポおばさん

富士山麓の風景、花の写真。エッセイ。

お構いなくとお構いなし

2011-08-17 22:05:34 | 日記・エッセイ・コラム

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「お構いなく」と「お構いなし」

『く』と『し』が違うだけなのに全然意味が違う。

お茶や、お菓子などを勧めた時、「頂きます。」の前に「どうぞお構いなく」と言われると、とても丁寧な人と言う印象を受ける。

会話の中で、誰々は、「身だしなみや、整理整頓掃除など、全くお構いなし。」などと評価されているのを聞くと一体どんなにだらしのない人なのかしらと思う。

かまうは全く逆の意味を持っている。

「夫がかまってくれないから、寂しい。」は、夫が相手にしてくれないから寂しい。妻は夫にかまって欲しいのだ。妻は夫が好きなのだ。

「いつも兄にかまわれて泣かされていました。」は、いつも兄にいじめられて泣かされていました。

兄にかまって欲しくない。かまう兄は嫌いなのだ。

殿「構わぬ。苦しうない。近う寄れ」の答は、正妻ではない女性の立場で

皆さんが考えて下さい。