命は長さではない。どう生きるかが大切。
丁寧に生きることを目指して行こうと思います。
大きな病気を与えてくれたから、たくさんの色々な人に出会えた。
緑の匂い。
空気の匂い。
優しい人たちの匂い。
今日NHKのヒューマンドキュメンタリー18才″いのち"のメールで紹介されていた田嶋華子さん享年18才の言葉です。
涙がとめどなく流れて来て、断片的にしかメモ出来ませんでした。一行一行は全く繋がっていません。順番も順不同です。
医療は全部受けたつもりだし、
いつかはこういう日が来ることを覚悟
もう十分頑張ってきたし
大きな自然の中に身を任せる
心はつながっているから大丈夫
家族と当たり前の生活がしたい
私は自分で決めたのだから
華子さんは重い心臓病の為に、八才の時に心臓移植を受けました。
十五才の時には、背骨が曲がる病気で、人工呼吸器を着けました。
そのために、声も出せなくなって、メールと筆談になりました。
壮絶な病気との闘いの日々だったと思います。
辛いと思うけれど、深呼吸して見守って欲しい(両親に宛てて)
感謝していますの絶筆(携帯のメールで主治医や両親に)
2010年9月14日早朝逝去
腎不全で浮腫が酷くなったのに、人工透析を拒否して、在宅で、ターミナルケアを受けながら、愛するご両親に抱かれて天国に旅立ちました。
何気なくつけたテレビで、彼女の感性と言葉の重みに衝撃を受けました。
私が常日頃何気なく感じていることを、彼女は生まれてからずっと、18年思索していたのだと思います。
本当に丁寧に生きた人生だったと思います。
ご冥福をお祈り致します。