富士宮市杉田の子安神社に六人目の孫の誕生の御礼に、参拝しました。
子供が授からない人が遠くから、参拝しているようです。
お陰様で授かったら、安産祈願。
安産で産まれると、今度は無事に育つようにお願いします。
とても御利益のある神社のようです。
私の母も祖母も昔から、『子安講』と言って毎月一回町内の女し(おんなし)が集会所に集まって、子安神社に子供の成長を祈願していました。
遠いので、講で祈願していたのだと思います。若い嫁っ子が、
みんなで集まって、おしゃべりをする楽しみもあったと思います。
今なら車で一時間位の距離ですが、昔は交通の便も悪くバス、東海道線、身延線、バスと乗り継いで一日掛かりのちょっとした日帰り旅行です。
みんなで参拝するのも、お伊勢参り位の楽しみだったと思います。
今は、自家用車で個人的に来れるので、子安講の集まりも廃れてしまったようです。
子作りはもう期限切れだからと言う声も聞こえて来そうですね。
私は、子安神社は子を産む性としての女の祈りの原点だと思っています。