皆様おしまいなさいまし
今日は『おじいさんからの贈り物』と言う実際にあった話を書きます。
三十年程前。我が家がまだ沼津市に住んでいた頃の話です。
当時車は高価で贅沢品でしたので、夫は富士市の職場迄中古のバイクで通勤していました。
会社からの帰り道、バイクが突然パンクしてしまいました。
時間も遅かったので、困った夫は灯りの点いている町外れの自転車屋にバイクを引いて行きました。
全く面識の無い自転車屋さんのおじさんに、パンクして困っていることを話しました。
おじさんが「どこまで帰るの」と尋ねたので、夫が自宅の場所を言うとおじさんが私の祖父の名前を言いました。
Г○○は家内の祖父です。」と答えると店主は直ぐに代車を用意してくれたそうです。
そして何度も何度も「○○さんには御世話になった。」とお礼を言ったそうです。
お礼を言いたいのはこちらの方です。
町外れでバイクがパンクして困っている所を助けて下さった自転車屋さん本当にありがとうございました。
私のおじいさんと自転車屋さんの縁は何だったのかは知りません。
でも亡くなってから二十年以上経っても孫の配偶者に迄親切にして下さる程の縁の方と偶然に出会えるなんて本当に素晴らしいと思います。
普段よりも遅く新しい代車のバイクで帰宅した夫にこの話を聞いて私も感動しました。
自転車屋さんありがとうございました。
おじいさんありがとうございます!