夢見るタンポポおばさん

富士山麓の風景、花の写真。エッセイ。

初心忘るべからず

2012-12-20 22:00:09 | 日記・エッセイ・コラム

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                       『初心』

山中伸弥京大教授がノーベル賞受賞式の翌朝の記者会見で迷わず色紙に書いた言葉です。

「また今日が新たな始まりですので」

「ノーベル賞は私にとって過去形になる。これからの研究が大切なので、一生懸命やっていきたい」

「苦しくて駄目だと思ったときは、ゴールの直前ということもある」

山中教授の新聞記事を読んでいて私が本当に感銘した言葉です。

大抵の人は、一度成功すると直ぐ有頂天になってしまって初心と努力を忘れてしまいます。

またある人々は過去の栄光を忘れることが出来ないで、目指した時の初心を見失ってしまったりします。(スポーツ選手や芸能人、政治家等に多く見かけます。)

慣れて来ると初心を疎かにしがちになります。

結婚生活も初めて相手と愛情が通じあった時の初心を忘れないようにすればもう少し温かいものになるかもしれませんね…

子育ても初めて我が子を授かった時の喜びを忘れないようにすれば、もう少し心の広い優しい親になれるかもしれませんね…