夢見るタンポポおばさん

富士山麓の風景、花の写真。エッセイ。

夜の訪問者

2012-12-14 23:44:20 | 日記・エッセイ・コラム

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夫は今夜も仕事で不在なので、一人で早めに夕食を済ませて新聞の切り抜き等の整理を始めようとテーブルの上に用意しているとチャイムが鳴った。

パジャマに着替えていたので、ドアを開けるのを断ろうと思っていると私が一人でいるのを心配した三男が仕事の途中に立ち寄ってくれたとのこと。

勿論家に上がって二人で取り留めのない話をする。

息子と二人だけで親子水入らずで話をするのも凄く久しぶり!!

何だかとても新鮮な感じがした。

電話一本で騙される振り込み詐欺の被害者の気持ち迄少し理解出来るような気がした。

彼女たちはきっと寂しいのだ。電話を掛けて来てくれただけで嬉しいのだ。

金の無心をして来る息子が愛しいのだ。

嫁に取られる為に産んで育てたんじゃないと名台詞を言っていた人がいたが、本音だと思う。

お腹を痛めて、夜も寝ないで看病して、

やっと一人前になった息子がサッサと結婚したらガッカリする気持ちも良く解る。

だが私はそんなに息子にベッタリしてはいない。

三人も息子がいると言うこともあるが、何時までも息子たちを子供扱いしたくないのだ。

大人として自立して欲しい。

何時までもあると思うな親と時。

今年もだんだん押し迫って来ました。

今年のゴミは今年の内に片付けて

夢見るタンポポおばさんでした。