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怒涛の半年間

2020-09-13 21:00:34 | 日記・エッセイ・コラム
怒涛の半年間

2020年9月13日(日)
私は、3月の誕生日から半年経ち、67才6ヶ月になりました。
67才と言う年齢が半年間経過しただけでも正直少しホッとしています。
後残り半年恙無く経過して欲しいと毎日祈念しています。

ただの偶然と言えばそれ迄ですが、
母がクモ膜下出血で急逝したのが、67才5ヶ月。
1923年3月1日生~1990年7月31日没。

祖母が67才2ヶ月の時に、長男(私の父親)が46才3ヶ月で脳溢血で急死。

三代に渡って命に関わる嫌な事が起きなければ良いがと、案じていました。
長い間闘病している自分の身に何か起きるのは仕方がないとしても、
家族に何か起きるのは勘弁して欲しいと毎日思っていました。
が残念ながら私の不安は的中してしまいました。


コロナウィルス感染を甘く見ているのではありませんか?

2020年は、世界中の大抵の人々にとって、
忘れられない年になることと思います。
新型コロナウィルス感染拡大だけで、
世界中が混乱状態に陥る等と今年初めにどれ位の人が予想したことでしょうか?

まるで大三次世界大戦のようと
表現されていましたが、本当に大惨事が世界中あちらこちらで起きています。




地方の医療現場は 、大変なことになっていると痛感します。

我が家の場合
ケビンは、新年早々、市内の検診クリニックで受けた健康診断で、肺に影が有ると指摘され、そこで
紹介された地元の市立中央病院の呼吸器科を受診しました。
3月三日間入院検査。
主治医になった医者は内視鏡で肺から何も取れないで、痛い思いと高額な料金だけ支払わされて、結局
ろくな検査も出来ないで、「何でもないからと二ヶ月後に再受診するように」と言いました。
内視鏡で切除する技術が無い。充分な施設もない。 専門医もいないなら、直ぐに専門的な病院を紹介するなんて、医師ならば当たり前のことです。

中央病院の中で、誰かが指摘したのか、二ヶ月後、5月には、直ぐ県立センターの呼吸器外科を紹介されました。
その時にもまだ主治医になっていた医者は、「僕は肺結核だと思うけど..」と宣ったそうです。

何故検診クリニックの医師は、直接センターを紹介しなかったのでしょうか!?
市立中央病院の、呼吸器科の医師が再受診に二カ月間も時間を取ったのは何故でしょうか?

静岡県東部地区でコロナ感染症に対応する病院になっていて、手が足りなかったから?

関東からの患者さんたちを受け入れていた?

そうでなくてもふだんから物凄く混んでいて、検査も入院も簡単には出来ません。
地方の公立病院の医療従事者の方々も赤字続きと経費削減でとても大変なのです。

3月から5月迄の二カ月間中央病院の呼吸器科の医師は何をしていたのでしょうか?
多分コロナ対応に振り回されて、
頼りにしている地元患者さんへの対応が疎かになっていたのでは………

政府の無能な新型コロナ感染対策のおかげでみんな泣いています。




ケビンは3月から5月の二カ月の間に、急速に進行してしまって、
県立センターならば、3月には僅か三日間で退院出来た状態だったのに、

6月に呼吸器外科で
右肺切除と転移したリンパ節の郭清等の手術を受けました。
県立センターで肺の摘出手術の順番を待っている時間も長かったです。

それでも、専門医の的確で丁寧な検査や対応に希望を持って、5月から6月迄
手術の日を待っていました。

手術から3ヶ月経ち、7月末から呼吸器内科で始めた入院点滴治療も2セット終了。
来週の水曜日からまた入院治療の予定です。4セットで1クールですから、
後残り半分です。
今年中に入院点滴治療が終了して、来年の1月には、呼吸器外科を再受診の予定です!

2020年、怒涛の半年間が経過しました。
現在は、猛暑、酷暑も去って
大分落ち着いた毎日が戻って来ています。




医療従事者に感謝の心で青い花