肺がんの手術から二年経過
今日は、ケビンの静岡がんセンターの受診日でした。
あの悪夢のような日々から、もう二年も経ったのかと、
故郷の景色を眺めながら走る帰りの車の中で感慨無量でした。
七月十四日は、我が家にとっては一年中で、一番の厄日。
一番最初は、昭和55年7月14日。
気が触れた様に泣き叫ぶ当時52歳の姑の
「舅が大腸癌で余命1ヶ月と宣告された。」と言う内容の電話から始まりました。
薬石効無く、昭和56年2月4日。舅60歳で死去。
平成2年7月14日。
私の母親がくも膜下出血で倒れ緊急搬送されました。
十時間を超える手術にも耐えて18日間頑張りましたが、力尽きて7月31日死去。(享年67歳)
平成28年、
長い間寝たきり状態だった姑も、奇しくも私の母親と同じ7月31日に、死去。(享年89歳)
私は七月に心臓病の手術。
幸い死迄至らなかったものの
色々な事が起きる『厄日』がある七月。
毎年私は、七月十四日が来るのが恐ろしくてたまりませんでした。
子供たちにも「我が家の厄日だから特に気を付けてね」と毎年口を酸っぱくして伝えていました。
でも夫は一昨年七月に肺癌の手術をしても元気になってまだ現役で働いています。
執刀医の今野隼人医師始め関係者の皆様に
悪い所を全部取って貰って命拾いをしました。
その日 以来『厄日』の考えは止めて、新しい命を頂いたと考えることにしました。
レインリリー 雨の後で咲きます!
自宅庭にて撮影
今日は、半年毎の定期検診の結果を聞く主治医の受診日。
一週間前の血液検査や、CT検査の結果、幸いにも転移も再発もしていないと言うことです。
【ヤレヤレ】とほっと一安心。
肺癌に関しては、取り敢えずは、半年間無事に過ぎました。
次回は来年の一月。
三年目に向けて、また夫婦二人三脚の闘病生活が始まります。
『俺はもう駄目だ。なんて考えたら駄目だ。』という今野先生の言葉をかみしめて生きていきましょう!!
二番手の ブラックベリーの果実
自宅玄関先にて
2022年7月12日(火曜日) 撮影