富士山に巨大な傘曇
2022年7月19日(火曜日)
雨傘の形です。
大きな笠曇の上に小さな笠曇。
お供え餅みたいに二段にくっ付いています。
2022年7月19日(火曜日)自宅から撮影
最初の笠曇
2022年7月19日(火曜日)
全体を覆う巨大な傘曇の出来る迄
最初は、
山頂付近に出来た普通の笠曇に、別の小さな笠曇がやって来て、てっぺんに乗っかります。
一番下の写真。
次に、てっぺんの小さな笠曇が、まるで大きな笠曇に吸い取られる様に、くっ付いて一つの巨大な笠曇になります。
真ん中の写真。
最終的には、三角形の巨大な傘曇になっています。
上の写真。
笠曇だけでなく、富士山の雲の形は刻刻と変化します。
富士山の笠曇
笠曇。傘曇。共にお天気が崩れる時に現れる雲です。
『富士山が笠を被ったら、洗濯物はなるべく早く取り込むこと。』
『笠曇がかかっていたら、学校に雨傘を持って行く。』は山麓住民が子どもの頃から教えられることです。
ただ私の経験では、雨が降らないで風が強くなる笠曇もありますし、
幸い直ぐには雨が降らない時もあります。
何しろお天気ですから、『御天気屋さん』なんでしょう...
笠曇と傘曇の違いは?
私は、普通の笠状の雲を笠曇。
富士山全体を覆う三角形の大きな雲を傘曇と書き分けています。
笠は、三度笠の笠。
傘は雨傘の傘。
と言ったら解っていただけますでしょうか。