夢見るタンポポおばさん

富士山麓の風景、花の写真。エッセイ。

我が家の備え

2011-03-14 20:31:53 | 写真

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我が家の地震に対する備えです。

食器棚、本箱、家具などは、壁に固定してあります。広報誌で高齢者と障害者のいる家庭は、市で取り付けてくれると知りましたので、申し込んで工事をして頂きました。

電気の笠は、天井に直付けのプラスチック製の軽い物です。

以前は、シャンデリア風のオシャレな灯りが付いていました。

水は、もちろん、お茶や、ウーロン茶まで保存しています。

トイレットペーパーやティッシュペーパーも、玄関の靴箱の上に保存しています。20年間場所は変えていませんが、中身はしょっちゅう交換していますよ。

お米や、味噌、醤油などの調味料、缶詰めや、カップヌードルなどのインスタント食品は、結婚以来いつでも、プラスチック製のケースに入れて、玄関脇に保管しています。割り箸。ゴミ袋、布巾なども入れてあります。

食料品は、もちろん、台所にもありますよ。

お金は、小銭を金額別に分けて、ビニール袋に入れてあります。

私の実家はとても防災意識の高い家で、昔から、備えが良いのです。

例えば、やかんにはいつでも必ずお水を入れておく。

夜寝る前に、明日着る洋服を枕元に置く。

靴はいつでも履けるように、一足玄関に出して置く。

懐中電灯は必ず一つ玄関に置く。

なぜ玄関や、玄関脇かと言うと、あらゆる物が散乱して、台所まで取りにいけないからだそうです。

我が家を初めて訪ねた方は、米の袋に驚いて、怪訝な顔をします。

そこで、私は、必ず、防災の心構えをお話します。

私の祖先は、幾たびも、被災者に蔵の米や、サツマイモなどを炊き出ししたそうです。

祖父が、消防団長と言うこともあったかも知れません。

みんなで、協力して、この困難を乗り越えましょう!

この度の震災の被害に遭われた皆様にお見舞い申し上げます。

我が家も地震直後から停電しました。

その後も余震がありましたので、正直一人で、心ぼそかったです。

今日は計画停電で富士市と富士宮の一部が夕方5時位から7時前まで、本当に停電しましたよ。

今は、夜の9時過ぎですけれども、富士市の広報で、明日も午後0時から、4時まで、計画停電をしますと放送しています。

被災地の皆さんの悲しみや御苦労を思えば、多少の不便は、我慢して、この困難を協力して乗り越えるしかありません。


三月九日はサン、キュウでありがとう感謝の日

2011-03-09 21:30:47 | 日記・エッセイ・コラム

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三月九日は、サン、キュウでありがとう感謝の日

同じ語呂合わせでも富士山の日とは大違いです。

今日日、サンキューは、「ありがとうございます」よりも日本人に使われているのではないかと思われます。

友達や、家族などちょっとしたことをしてくれた時には、サンキューの方が気軽に口に出し易いですものね!

私の好きな、ありがとうございますの方言は、

宮古島の『たんでぃが  たんでぃ』

島根県安来市の『だんだん』です。

二つの地方はすごく離れていますけれども、必ず二回繰り返して言うことや、たんでぃがたんでぃとだんだん似ていると思いませんか?

風土や、人々の暮らしぶり気風もなんとなく似ています。

とてもノンビリしていて、ゆったりと時間が流れている所。

たばこする=休憩する

島根県安来市で「タバコしいな」と初めて声をかけられた時は、「私、タバコは吸いませんから。」と見当違いの返答をした私です。

宮古島の休憩もすごくて、午前十時にお茶。

お昼過ぎの午後三時にまた午後のお茶。

まあ暑いし、ノンビリと休んで下さいね。

二回繰り返して言うと言えば、『謝謝』

とても丁寧な感じがします。

ブログを読んで頂いている皆様いつも本当にありがとうございます。

これからもどうぞ宜しくお願いいたします。三月九日


これから咲く花満開を過ぎた花

2011-03-08 21:02:09 | 日記・エッセイ・コラム

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杏の蕾が膨らんで来ました。

ピンク色の蕾たちが、純白の花を咲かせると、花嫁衣装の初々しいお嫁さんみたい。

庭の梅は満開を過ぎて、名残梅。

梅雨時の結実に備えています。今年は沢山なりそうです。

ヒマラヤ雪ノシタのピンク色の蕾も大分開いて来ています。

寒さに強く、春一番に他の花に先駆けて花を咲かせます。

日当たりの悪い北側の植木の下で、二十年以上も毎年咲いてくれる可愛らしいのに、見かけによらず、丈夫な花です。

去年のクリスマスのポインセチアと、切り倒された白い沈丁花の花です。

まだ健気に頑張っていますよ!

これから咲く花と、もう咲き終わった花。

良い香りで、咲き終わった後で、実を着けてまた人の役に立つ花。

ヒマラヤ生まれの花と、南の国生まれの花。

我が家の狭い空間に同居している。

人間はどうして、他と協調して生きていけないのだろうか。


一本のすじ雲 矢沢宰詩集 光る砂漠より

2011-03-07 20:27:27 | 写真

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        一本のすじ雲

                 矢沢宰詩集  光る砂漠

           一本のすじ雲

           このはてしない青空に

           何かと何かを結ぶかのように

           夕日で銀色にそまる

           僕は好きだ    この一本のすじ雲が

写真は、三月五日の夕方、自宅の勝手口から見えた飛行機雲です。

春の夕日で銀色に染まっています!

私は矢沢宰さんのすじ雲の詩を思い出して、必死でシャッターを押しました。

何かと何かを結ぶように

何を結ぶのでしょうか?

飛行機雲は、何処と何処を結んでいるのでしょうか?