夢見るタンポポおばさん

富士山麓の風景、花の写真。エッセイ。

私とテレビ

2011-07-25 20:50:38 | 日記・エッセイ・コラム

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アナログだ、デジタルだとどっちだって構わない。

正確な情報を伝えてくれるのが、一番大切だ。

その意味では、もうテレビの使命は終わったかもしれない。

NHKでは、いつも「詳しくは、番組ホームページをご覧下さい。」と言って番組を終了する。

番組ホームページを見れない弱者(インターネットで検索出来ない人、大抵はパソコンを使えないお年寄り、パソコンを買えない人)が見ているのが、テレビだと思う。

インターネットの方が、自分の興味のある切り口で様々な情報を得ることが出来る。

日本人の半分が大晦日に一つの音楽番組を見て年越しをしていたというのは、まさしく日本の歴史だと思う。

   就職試験で、NHKを受験した。

志願票に、マスコミ、芸能関係の親戚、知人などを記入する欄があった。

指定校制で、私の卒業した大学は、学科から、一人推薦だった。まぐれで学内推薦を通った。

試験の日、隣りの席の女性と話した。

東大生だった。

彼女の話では、東大生は誰でも受験出来るとのことだった。

誰でも、どこの大学卒業でも受験のチャンスは公平に与えるのが、

誰からも受信料を取っている放送局の在るべき姿だと思った。

学内推薦に漏れた有力政治家のお嬢様が、振り袖を着て、今夜の番組の紹介をしているテレビ画面を見ながら、志願票の記入欄の奥の深さに恐れ入った。


今日は、文月の文の日

2011-07-23 23:21:02 | 日記・エッセイ・コラム

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陰暦の呼称の中でも、文月は特に文学的だと思う。

文の日は、2、ふ、3、みの語呂合わせだろうが、毎月23日に手紙を書こうと言う運動を広めたら良いと思う。

23日は、昔、郵便局で綺麗な切手が発売される日だったけれども、今でも続いているのだろうか?

友人や、知人から手紙が届くと嬉しい。

手書きだと感激する。

私も筆まめだったけれども、最近はほとんど書かない。

もう便箋に万年筆で書くことは無いのではとさえ思う。

まして、筆は冠婚葬祭と年賀状(それさえもう怪しくなって来ている。)

届くのは、印刷された文章のメール便ばかり。

郵便屋さんのカバンから、手紙が何枚落ちました。

拾って下さい。一枚、二枚

ありがとう

縄跳び遊びの童歌。

もう歌って、遊ぶ子はいないと思う。


慣れてはいけないこと

2011-07-21 21:21:34 | 日記・エッセイ・コラム

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台風の被害に遭われた皆様にお見舞い申し上げます。

激しい風雨が去って、太陽が顔を出した。

木々の緑が一層鮮やかだ。

山々も近くに見える。

       慣れてはいけないこと。

        天災の恐ろしさ。

『いつものことだから。慣れているから。』

東北の大震災でも、前回はここまでしか津波が来なかったからという、一種の慣れが生死を分けた方が多かったと聞く。

経験と慣れっことは別だと思う。

天災はその都度違ってくる。

前大丈夫だったから、今回も大丈夫とは限らない。

医療の現場でも、ミスは慣れた頃多くなると聞く。

運転手や、オペレーターなども、初心者よりも、慣れた人が事故を起こす。

緊張感が少なくなるからだと思う。

医師や、看護士には、死に慣れっこになって欲しくない。

あなた方にとっては、日常の出来事でも故人にとっては、一生に一度の初めての出来事です。

死に行く不安。恐れ。

出血は慣れないと医療従事者としては困り者だと思うけれども、

死者の耳元での、不謹慎な会話は耳障り。


とも かわかみまさと詩集宇宙語んんん

2011-07-20 22:38:49 | 日記・エッセイ・コラム

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とも          かわかみまさと詩集宇宙語んんんより

つらいときも

うれしいときも

いくつになってもかたりあえる

けなしながらはげましゆるす

どうしてそんなになやんでいるの?

なやみのたねはつきないもの

ああでもないこうでもないと

ことばのかげであおざめてもしょうがない

いっかくせんきんをねらって

おまじないばかりしたらひがくれるよ

 

なにもかんがえないことは

もっともらしいかんがえでいいふせることより

ふかくかんがえていることなのよ

うまくいえそうでいえない

ことばのさけめをみつめていきればいい

そのうち

あなたもわたしもじゅうぶんいかされて

そらをながれるくものように

どこへともなくきえてしまうのさ

ほんとうのことばにくようされながら

正直、私は今まで、友という題で詩を作ったことは一度もありません。

若くして亡くなった親友の弔辞を読んだことがある位です。

かわかみまさとさんのともは本当に幸せです。

ほんもの

とものとものともは

しんのともで

ともだちさんにん

ゆめのゆめのゆめは

なえないまさゆめで

ゆめをいきる

なみのなみのなみは

ふくつのおおなみでいったりきたり

ほしのほしのほしは

やさしいむらぼしで

いのりほし