夢見るタンポポおばさん

富士山麓の風景、花の写真。エッセイ。

我が家の家宝の羽織り袴

2011-11-13 21:54:24 | 日記・エッセイ・コラム

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今日は青空の下、美しい富士山に見守られて数え年五歳のハーフの孫の七五三のお祝い。

羽織り袴は、三十年程前に姑や、京都出身の義理の兄嫁さんの手前、正直私の見栄も手伝って私と母が随分と無理をして誂えた。

(舅の葬儀の際に、姑や、その姉に未亡人の母が持たせてくれた私の喪服と義理の兄嫁さんのを比較され、けなされた凄く嫌な経験があった。)

三男の七五三を一緒に祝った後で、母はあっという間に他界した。

今日の曾孫の羽織り袴姿を見せてあげたかったと思う。

私は男の孫を四人も授かったので、この羽織り袴は随分と活躍する機会がある。

喪服なんかもう着たくも無い。

八月に誕生した六番目の孫の七五三まで毎年の様にお祝いが続く。

背中の武将もタンスで三十年眠っていた甲斐があると言うものだ。


雪化粧した富士山

2011-11-12 23:17:00 | 日記・エッセイ・コラム

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二三日天気が悪くて富士山が見えないと、富士山どうしているかなと子供のように、心配になる。

下界で冷たい雨が降った翌朝はこんなに綺麗に雪化粧した美人の富士山に逢える。

空気も澄んで、空は青空。

土曜日だから、今日は富士山も観光用にお化粧直し。

今朝の富士山を見れた人は本当に幸せ者。


20111111

2011-11-11 21:38:07 | 日記・エッセイ・コラム

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今日は2011年11月11日

全部1と言うのは縁起が良いと言うので、記念切符が売られたり、入籍したり、大きなニュースになっています。

あの大震災から、八ヵ月経ったと言うことは、記念切符の行列のニュースの扱いほど大きく取り上げられていません。

大震災は、もう風化しそうな雰囲気すらあります。

1ってそんなに大事なことなんでしょうか?

一番になったらなったで遅かれ早かれいずれ落ちなければならない時が来ます。

一番を譲る時がいつか判断を誤ると会社はワンマントップの元、正しい方向性を見失うこともあります。

一番は孤独な位置です。

子供の頃祖母から聞いた笑い話みたいな本当にあった話を一つ。

甲乙丙の通知表の評価が、数字に変わった頃の話です。

「家の子は成績が良いんだよ。全部1なんだから」

1、2、3、4、5の五段階評価で、5が一番優秀な成績だったのです。

そのお母さんはもちろん1が一番優れていると勘違いしていたのでしょうね。

オール1のお話でした。


富士山と雲(10月25日)

2011-11-10 19:58:25 | 日記・エッセイ・コラム

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これは、2011年10月25日の夜明け頃の富士山です。

我が家から北真正面に富士山が見えます。

東の空の雲が赤く染まっています。

 

良く見ると、富士山に笠雲が懸かっています。

この日は一日中晴天。空は青空でした。

昼過ぎには、笠雲は三階になっていました。

富士山は、表現出来ないほどの不思議な魅力を持った山です。

毎日見ていても感動を与えてくれます。

 

 


郷愁 三好達治の詩

2011-11-09 21:42:41 | 日記・エッセイ・コラム

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郷愁     三好達治の詩

蝶のやうな私の郷愁!・・・・・・。蝶はいくつか籬を越え、午後の街角に海を見る・・・・・・。私は壁に海を聴く・・・・・・。私は本を閉ぢる。私は壁に凭れる。隣りの部屋で二時が打つ。Г海、遠い海よ!と私は紙にしたためる。ー海よ、僕らの使ふ文字では、お前の中に母がゐる。そして母よ、仏蘭西人の言葉では、あなたの中に海がある。」

海は万物の母親?

三好達治の詩は、音楽的で、覚え易くて、暗唱したくなる詩ばかりです。