夢見るタンポポおばさん

富士山麓の風景、花の写真。エッセイ。

暗いと不平を言うよりも進んで灯りを灯しましょう

2011-12-20 22:01:11 | 日記・エッセイ・コラム

1220
悲しいことがあって家に帰るのが嫌な人や、寂しい人の心が温まったらいいな、暗い田舎の夜道を照らす道標になったらいいなと思って、
今年もささやかですけれど、クリスマスのイルミネーションを飾りました。

家の中からは何にも見えないんですよ!

1219


家の中はこんなふうになっています。Dsc02682

サンタクロースが手分けしてプレゼントの準備をしています。

Dsc02684

あなたにも届きますように

昔、昔まだ私が20才前後のお話。

勉強を終わって眠りに就く頃

河内桃子さんがあの美しい声で、「暗いと不平を言うよりも進んで灯りを灯しましょう」と深夜のラジオ番組で優しく諭して下さいました。

五分位お声を聴くと安心して眠れたことを思い出します。

河内桃子さんにお会いしたことは無いのですけれども、私の卒業した大学の付属高校の卒業生とのことで親近感を覚えます。

穏やかな品のある方でした。

晩年洗礼を受けて、マリア様と呼ばれていらっしゃるようです。


正月用の縁起の良い植物 千両。万両

2011-12-19 22:19:35 | 日記・エッセイ・コラム

Dsc09224


紅白の万両

丈夫で元気いっぱいです。

この万両もかなりの樹齢です。

活け花として活けても長持ちします。

毎年沢山実がなります。

Dsc02664

橙色の千両
Dsc00378


赤の千両

お店で売られている正月用花材としてお馴染ですね。

暮れになると赤や、橙色に輝いて急に存在感が増して来る千両や、万両の木。

正に千両役者。

正月の活け花に欠かせません。

平凡な花材でも千両や、万両が一本入っているだけで
正月を演出する活け花になります。

名前が先に売れてしまった駆け出しの俳優を引き立てる渋い脇役みたいな役者さんです。


救急車のサイレンが鳴ると

2011-12-17 22:36:13 | 日記・エッセイ・コラム

2


譲り葉

青空に向かって伸びています!

1215


通院の帰り道のほうれん草畑と富士山です。

冬場はビタミン豊富な野菜や、果物を沢山食べて風邪を引かないようにして下さいね!Dsc02238


0


苺農家の前にありました。

富士山を見て育った新鮮で美味しい苺をどうぞ召し上がれ

さて、私ですが、最近風邪気味でダウンしています。

後二週間で新年だというのに、師走でなくても忙しく働いているケビンに連日のように耳鼻科や、糖尿病の専門医に連れて行って貰っています。

本当に申し訳無くて、入院している方が家族や、周囲のみんなに迷惑を掛けないのかなと思っています。

一昨日通院の帰り道に突然三男から携帯電話。何か普段と様子が違う。

「お母さん、今救急車が上に上がって行ったから、またお母さんじゃないかと思って、何か胸騒ぎがして」

Г夕べ鼻血が出て息苦しくて眠れないから、朝一番にお父さんに耳鼻科に連れて行って貰って今家へ帰るところ。」

これと全く同じ内容の電話

以前長男からもかかって来ました。

救急車のサイレンが鳴ると、また私が具合が悪くなったのかなと思って心配してくれるのです。

救急車

三十歳の時三男を妊娠中に、入院中の産婦人科医院から、国立病院に転院する時に乗って以来一体何回乗ったのかしら

息子の複雑骨折や腸捻転、母親のクモ膜下出血で同乗した時も入れると

運んで頂いたこと、十回以上もある。

家族の時には気が動転しているし、自分の時には意識が朦朧としているので、車の中や、何人の隊員がいたかなど全然覚えていない。

でも、

救急車のサイレンが鳴ると、「誰だろうか?どうしたんだろう?」「救急隊員の皆様ありがとう」「頑張って下さいね。助かりますように」「先生助けてあげて下さいね」と思う私なのです。


冬はつとめて 早朝の神々しい富士山

2011-12-15 21:47:18 | 日記・エッセイ・コラム

1213

Dsc02511


私昨日は風邪気味でケビンが朝早く出勤した後で、ベッドに横になってウトウトしていました。(起きたとしても横になって、ケビンが取って来てくれる新聞チェックと朝の血糖値の測定。ビクトーザの注射。)

枕元の携帯電話が鳴ったので、何事かと思ったら、ちょっと興奮した声で「富士山がすごいことになっているよ」とわざわざ知らせて来ました。

洗面所で、富士山の状態を確認してから、私としては大急ぎで裏庭に出て、光り輝く富士山の撮影に成功しました!

冬の富士山は早朝、日の出のほんの一時だけ、山頂の白雪が朝日を浴びて神々しく輝いて見えるのです。

冬はつとめて      (意) 冬は早朝の時刻が最も素晴らしい

         枕草子   清少納言

ブログを始めなければ、私が富士山に魅せられ無ければ、そして何よりもケビンの観察力と協力が無ければ撮れなかった富士山です。

実際に見る方が写真よりもずっと神々しい姿ですよ。


全体像を把握する

2011-12-13 22:42:39 | 日記・エッセイ・コラム

1


今朝の我が家の洗面所の窓ガラスと網戸越しの富士山です。

Dsc02499


散歩道の住宅地です。

自然がいっぱいです。

富士山に抱かれて、茶畑の中に数十軒建っています。

富士山との位置関係などが良く解りますね。

1213


全体像はこんなふうに見えます。

手前の柱状のものは、お茶の霜除けの扇風機です。

Dsc02480

我が家の裏庭からの富士山です。

Dsc02497


今日散歩中見つけた12月に咲く薔薇の花。

青空をバックに元気いっぱいです。

師走に路地で薔薇が咲くなんて北国の人には信じ難いことでしょう。

13

庭のタンポポの花。

もうこんなに素敵な種になって、旅立って行く日も近づいています。

実際よりも二倍の大きさで撮影しました。

 目先の小さな事や、遠い遠い未来のこと。過ぎ去った過去のこと。

宇宙の果てのことや、家の中で起きる些細なこと。

大きさや解決策などを客観的に捉えて、把握することがなかなか難しい。

全体像をきちんと把握出来ないと、いつもトンチンカンな質疑応答を繰り返して国民の反感を買っている使えない政治家になる。

震災の被災地の全体像をきちんと把握してから、ものを言って欲しい。

これからの政治、経済、社会保障の行方、何一つとして、全体像がハッキリしない。

国民にハッキリと提示して欲しい!

洗面所の窓ガラスと網戸越しに富士山を見ても、天気や積雪の有無は解っても、裾野や、雄大さは理解出来ません。