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こんにちは。
★★
2012年2月は週2回の更新を予定しております。
★★
2012年初頭の就活トピックで大きな話題になっているのが
国際的に通用する人材育成にむけた東京大学の秋入学の検討です。
現行の新卒一括採用時期にも影響が出ると予測されています。
ここからのインスパイアで
就活と英語力(語学力)についてちょっと考えていきましょ。
イメージ:朝の湾岸~コンテナのターミナル
■東大の秋入学提唱
※※※
大学の秋入学を提唱した浜田(純一)東大学長は「大きな石を動かすのは容易ではない、その最初の一歩にしたい」と述べた。
日本の大学も明治5年から大正9年までの約50年間は秋入学であったが、その時期の高等教育は中身も輸入品(ある意味では国際的)だった。
当時の政財界のリーダーたちには、留学経験者が多い。
※※※
日本経済新聞2012年2月1日から
世界に通用する人材の育成をめざして、東大をはじめとするトップクラスの大学が
秋入学を本格的に検討しはじめました。
入学時期のテクニカルな問題は置いといて
日本の大学教育で国際競争のネックになっているのが英語力(語学力)と言われています。
まずは秋入学だった明治の頃の帝国大学の総長の逸話から
■隣の部屋を食べろ?
※※※
あるとき、なにかの記念式に、東京帝大総長 浜尾新氏は
外国の貴顕紳士を晩餐に招待した。
食卓の用意ができるまで、控室に客は待たされていた。
用意ができたとき、総長はこういって紳士たちを案内した。
‘There is nothing to eat, but, please eat the next roon.’
「何もございませんが、隣室で召しあがってください」のつもりだろうが
「食うものは何一つないが、どうぞ隣室を食ってくれ」となる。
有名な話だが、つくり話ということだ。
※※※
渡部昇一「続・知的生活の方法」講談社現代新書(1979年:現在は入手困難)
帝国大学総長の浜尾新はアメリカ留学経験者ですが
こういう逸話にリアリティがあるほど会話は不得意だったらしい。
ところがそういう浜尾に接した欧米の一流外国人教師は
アジア人への蔑視や偏見が強かった時代にあって
ささいな会話力を超えた彼の人格や教養に深く尊敬したという。
■使うか、ゆるめるか?
浜尾式の英会話「eat the next roon」の逸話は
明治時代の日本の話にとどまらず
現在のアジア新興国のビジネスシーンでも
似たような実例を見つけました。
※※※
「ある権利を使わないと、その権利を失ってしまう」という意味の文章を、あるブルネイ人が「use it or loose it」とメールで送ってきた。「使うか、それともゆるめるか」という意味になる。
このぐらいの英語力の人が、海外では平気で英語で議論をふっかけてくる。
※※※
植田統「45歳からの会社人生に不安を感じたら読む本」日本経済新聞出版社
英語で議論をふっかけてくる「use it or loose it」の人物は、商談先ではハイクラスのポジションについている有能なキーマンだったという。
~・因・~・~・~
議論や意思疎通を母国語ではない英語で行うときに
アジアの国の2つのエピソードに共通しているなと思うのは
語学力とは別次元にある基礎能力の高さと度胸・勇気なんだろうね。
~・~・~・~・~
現実の就活ではTOEIC点数が入社基準として評価されはじめてます。
だから英語を勉強しておくことは大切だろうと思いますが
ほんとうに仕事で使える人材、即戦力の英語力という場合には
英語以外の基礎能力が必要なのだろうということも覚えておきましょ。
★東大の就活生さんへ★
※※※
明治以来の文部省は、限られた小数である将来の高級官僚を主に帝国大学出身者によって編成し、そこに強固な派閥を形成するよう腐心した。そして帝国大学は教育水準の向上よりも既得権益の確保と増大に努め、学問を権勢拡張の手段として押し通したのである。
(松本清張「小説東京帝国大学」)
※※※
谷沢永一「人間通による読書術・実践編」PHP新書から
学問を「権勢拡張の手段」として押し通した先輩たちの流れに、そろそろストップをかけなきゃ。
ほんとうに優秀ならば‘先輩たちとは違った企業や仕事の道’を歩んでも実力が発揮できるよ。
東大ブランドで自動的に内定できる安定企業よりも
違う進路に進むほうが自分のためにも日本のためにもベストだと思うんだ。
勇気を持って「eat the next roon!」「use it or loose it!」
次週更新まで☆
(2月の予定は毎週水・日です)
じゃあまたね☆
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2012年初頭の就活トピックで大きな話題になっているのが
国際的に通用する人材育成にむけた東京大学の秋入学の検討です。
現行の新卒一括採用時期にも影響が出ると予測されています。
ここからのインスパイアで
就活と英語力(語学力)についてちょっと考えていきましょ。
イメージ:朝の湾岸~コンテナのターミナル
■東大の秋入学提唱
※※※
大学の秋入学を提唱した浜田(純一)東大学長は「大きな石を動かすのは容易ではない、その最初の一歩にしたい」と述べた。
日本の大学も明治5年から大正9年までの約50年間は秋入学であったが、その時期の高等教育は中身も輸入品(ある意味では国際的)だった。
当時の政財界のリーダーたちには、留学経験者が多い。
※※※
日本経済新聞2012年2月1日から
世界に通用する人材の育成をめざして、東大をはじめとするトップクラスの大学が
秋入学を本格的に検討しはじめました。
入学時期のテクニカルな問題は置いといて
日本の大学教育で国際競争のネックになっているのが英語力(語学力)と言われています。
まずは秋入学だった明治の頃の帝国大学の総長の逸話から
■隣の部屋を食べろ?
※※※
あるとき、なにかの記念式に、東京帝大総長 浜尾新氏は
外国の貴顕紳士を晩餐に招待した。
食卓の用意ができるまで、控室に客は待たされていた。
用意ができたとき、総長はこういって紳士たちを案内した。
‘There is nothing to eat, but, please eat the next roon.’
「何もございませんが、隣室で召しあがってください」のつもりだろうが
「食うものは何一つないが、どうぞ隣室を食ってくれ」となる。
有名な話だが、つくり話ということだ。
※※※
渡部昇一「続・知的生活の方法」講談社現代新書(1979年:現在は入手困難)
帝国大学総長の浜尾新はアメリカ留学経験者ですが
こういう逸話にリアリティがあるほど会話は不得意だったらしい。
ところがそういう浜尾に接した欧米の一流外国人教師は
アジア人への蔑視や偏見が強かった時代にあって
ささいな会話力を超えた彼の人格や教養に深く尊敬したという。
■使うか、ゆるめるか?
浜尾式の英会話「eat the next roon」の逸話は
明治時代の日本の話にとどまらず
現在のアジア新興国のビジネスシーンでも
似たような実例を見つけました。
※※※
「ある権利を使わないと、その権利を失ってしまう」という意味の文章を、あるブルネイ人が「use it or loose it」とメールで送ってきた。「使うか、それともゆるめるか」という意味になる。
このぐらいの英語力の人が、海外では平気で英語で議論をふっかけてくる。
※※※
植田統「45歳からの会社人生に不安を感じたら読む本」日本経済新聞出版社
英語で議論をふっかけてくる「use it or loose it」の人物は、商談先ではハイクラスのポジションについている有能なキーマンだったという。
~・因・~・~・~
議論や意思疎通を母国語ではない英語で行うときに
アジアの国の2つのエピソードに共通しているなと思うのは
語学力とは別次元にある基礎能力の高さと度胸・勇気なんだろうね。
~・~・~・~・~
現実の就活ではTOEIC点数が入社基準として評価されはじめてます。
だから英語を勉強しておくことは大切だろうと思いますが
ほんとうに仕事で使える人材、即戦力の英語力という場合には
英語以外の基礎能力が必要なのだろうということも覚えておきましょ。
★東大の就活生さんへ★
※※※
明治以来の文部省は、限られた小数である将来の高級官僚を主に帝国大学出身者によって編成し、そこに強固な派閥を形成するよう腐心した。そして帝国大学は教育水準の向上よりも既得権益の確保と増大に努め、学問を権勢拡張の手段として押し通したのである。
(松本清張「小説東京帝国大学」)
※※※
谷沢永一「人間通による読書術・実践編」PHP新書から
学問を「権勢拡張の手段」として押し通した先輩たちの流れに、そろそろストップをかけなきゃ。
ほんとうに優秀ならば‘先輩たちとは違った企業や仕事の道’を歩んでも実力が発揮できるよ。
東大ブランドで自動的に内定できる安定企業よりも
違う進路に進むほうが自分のためにも日本のためにもベストだと思うんだ。
勇気を持って「eat the next roon!」「use it or loose it!」
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