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こんにちは。
★★
2012年2月は週2回の更新を予定しております。
★★
2月は大学受験シーズンのピークということで
就活生の大学進学までの過去を、ちょっと振り返ってみよう。
過去の教訓を生かして、現在を乗り越えるヒントにしたいと思います♪
まずは中学受験の話から。
■中学受験から東大へ
※※※
「大人はできないから、知らないから勉強しますよね?でも子どもは違うんです。できないことはしたくない。かれらはできるから勉強する。解ける(と思っている)から解くんです」
だから間違っても叱ったり、生徒を責めるようなことは口にしない。さり気なくプライドを大切にされた子どもたちは「解ける自分」が大好きで、どんどん問題を解くようになるのだ。
(小学5年生の算数の授業から)
※※※
杉山由美子「中学受験SAPIXの授業」学研新書(2009年)から
たとえ将来、東大生になるような小学生でも
中学受験の段階の今はまだ普通の小学生です。
まだ体験していない中学や高校生活、大学のことについて
大学生なら誰でも小学生に教えられるはずだよね。
~・~・~・
過去の自分を振り返れば、今の自分はいろんな経験者だよ。
そういうことを考えたら
タイムマシンで過去にもどって小学生の自分を相手に
こうしたらいい、ああしたらいいよ、というアドバイスができます。
過去からどれだけ経験を学んで成長してきたか
今の自分の成長の大きさを静かに眺めてみましょ。
「自分に自信を持つ方法」のひとつです★
~・因・~・~
過去を振り返る
■経営コンサルタント大前研一の挫折体験
さて大学受験までは、きちんとした試験勉強の方法があるし
どこかに「正しい解答がある世界」なのだと思ってあたりまえだろうと思います。
就職活動になると、こういう方法論があまり通用しなくなるんですよ。
「正しい解答が導けない世界」と言っていいかもね。
有名な経営コンサルタントの大前研一さんの体験から紹介しよう。
※※※
1995年、52歳のとき、僕は東京都知事に立候補し、敗北した。
しっかりした分析に基づいて行動すれば、必ず成果は上げられると考えていたのだが、そうではなかった。どっちが正しいか、何が正しいのか、だけが、僕の基準のすべてだったように思う。
でも、世の中というものは、それだけじゃ通用しない。
正しくても、言ってはいけないこともあるということを、50歳を過ぎて僕はやっと気づいたのだ。
※※※
大前研一「50代からの選択」集英社文庫から
就活の内定も、選挙戦に立候補して当選するのと同じような仕組みがあります。
大前研一さんのような優秀な頭脳の人でも「落ちることがある」
どういうことか言い換えてみますね。
~・~・~・~
大学受験の勉強法でも、コンサルタントの理論でも
「正しい答えが出せない」のが就職活動の世界だと思うんです。
多くの企業の採用基準を荒っぽく定義したら
うちの会社と相性が合うかどうか、という
相性の良し悪しが「意外な本音」だったりするんだ。
(優秀な学生でも相性が悪ければ、会社組織では不採用)
相性を良くする方法というのはなかなか難しいけど
少なくとも人間関係をヒントにするならば
相手のことも考えて、相手を尊重することだよね。
~・~・~・因・~
★★★
過去の自分から、今の自分がどれだけ成長してきたかを考えていくと
自分に自信が持てるもの。
自分に自信が持てないときは、こうやって考えていこう。
そして自信を確かめたら、次に大切なのは
エントリーシートに自分のプライドだけ書かないで
‘相手(応募先)のプライド’も大切にしていこう。
自分に自信がある人が、相手のことを尊重してくれるなら
相手にも「この人と相性が合う」自信がでてくるものだよ。
★★★
そんなところで
次回更新まで☆
(2月の予定は毎週水・日です)
じゃあまたね☆
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