



こんにちは。
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5月も週2回更新予定でいきます。
★★★
私事ですが、先日9日の大雨が降った日に
道で転倒して左の後頭部を強打してしまいました。
(mixiやアメブロでは報告済)
~ピンチをチャンスに~
就活で内定が取れないピンチを乗り越えるヒントを
ダメージ中の左脳は使わず、直感の右脳で書きます。
痛みに負けず、片方の能力だけでも戦うことが
読者の皆さんのお役にたちますように。
◆時空を超えてヒントを学ぼう。
ヤマザキ・マリのマンガ「テルマエ・ロマエ」が実写化されて
2012年5月現在公開中です。
タイアップした古代ローマ特集本も、いろいろと目にしますね。
※※※
~知っておきたいラテン語会話~
もし、ひょんなことから古代ローマを訪れる機会があったら、出会った人にSalve(サルウェ)と言ってみましょう。
これはVale(ウァレ)とともに「元気であれ」といった程度の意味で、「こんにちは」にも「さようなら」にも使えます。
※※※
洋泉社MOOK「図解古代ローマ人の日常生活」2012年5月から
合唱団にいた頃に習ったラテン語の宗教曲に「Salve Regina」※という曲がありました。
(聖母マリア賛歌)
※「Salve Regina」は「幸いなるかな、お后(きさき)よ」という意味です。
もしtarebonが道で転倒したときに、何かのはずみで古代ローマにタイムスリップしていたら
(ありえない話だけど、そういう想像も楽しいよね)
きっと今頃はこの歌詞を思い出して古代ローマ人と会話※しながら、平たい顔族の誇りにかけて
一生懸命‘古代ローマの考え方’を学びはじめていたのかもしれない。
※キリスト教がローマ帝国で公認される西暦313年以前にタイムスリップしてしまった場合
「Salve Regina」で会話を始めたらトラブルになるのでくれぐれも注意しましょう。
◆予測しなかった困難を解決する才能とは
現代日本の風呂文化を学ぶ古代ローマ人がいるならば
VICE VERSA「逆に」(ラテン語:英語でもこのままで使われます)
古代ローマから現代日本が学ぶこともあるはず。
※※※
ストラテジー(戦略)とは、確かに軍事面ではよく口にされる言葉である。
だが、古代ギリシア以来使われてきたこの言葉の意味の一つには、予想しなかった困難に遭遇してもそれを解決していく才能、というのもあるのだ。
※※※
塩野七生「日本人へ~国家と歴史篇」文春新書 2010年から
「予想しなかった困難に遭遇してもそれを解決していく才能」を身に付けよう。
~・~・~
就活で、内定がとれないと焦って不安になっている人に。
tarebonの右脳には古代ローマからメッセージがきてます※
~・~・
※
tarebonの左脳が強打でダメージをうけて
論理や思考がストップしてしまった今の状態のこと。
こういうときは直感と気力で戦うことが突破口になると思うよ。
◆死地ではとにかく、無我夢中で戦うことだ。
※※※
敗者にとってただひとつの安全は、いかなる安全をも期待しないことである。
(ウェルギリウス『アエネイス』)
Una salus uictis nullam sperare salutem.(Vergilius)
トロイ戦争の時である。トロイを守護する神々は立ち去り、都は炎に包まれている時、英雄アエネアスは戦士たちに呼びかける。
「死のう、そして武器のまっただなかに突撃して死のう」
と呼びかけて、
「負けた者は助かると思うな。助かることを期待せぬことこそ、唯一助かる道なのだ」
事実、アエネアスは助かって、後にローマの建設者になった。
※※※
渡部昇一「ローマ人の知恵」集英社インターナショナル2003年から抜粋
アメリカ映画「トロイ」から

Warner Bros./Photofest/MediaVast Japan
やたらに勧めているわけではないのだけど
5月のこの時期に就活不安を訴えてくる学生さんの8割には
「死地ではとにかく戦うことが最大の防御なのだ」という
「ローマ人の知恵」が有効なことも事実だと思うよ。
5月の更新予定も原則として毎週水・日です。
(5月から自由な‘増刊更新日’も増やしますね)
ではまた☆

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