tarpin翁のスローライフ

福井県奥越地方、季節のたより、ガーディニングなど、
写真日記・・・そして・・・。

今朝は、初参禅(坐禅会)。

2008年01月20日 | 坐禅会
本堂で午前6時スタート、両手の親指を合わせ(法界定印、ほっかいじょういんを結ぶ)
手のひらを重ね、正身端坐(しょうしんたんざ)。
3つの鐘の合図が本当のスタート、終わりの鐘1つがなるまで一柱40分。
12ヶ月の中で一番寒く、暗い。本尊のろうそく1本の静寂の中で、同輩の息の音と、時たま啼く
夜烏の声のみ、7時前にようやく外が明るくなる。
一汁一菜と暖かい朝粥をいただいてホッと。

仏教も含め宗教にはまったく興味の無い、ばち当たりの高齢者も、この時間のみは格別、
やってみないと分らない世界でした。
今月はじめに亡くなった、永平寺の宮崎貫首の葬儀の様子や、数え年108歳までの
生き様を聞く機会となりました。

先日の朝日新聞で、この方の思い出として、今は高僧の瀬戸内寂聴氏が「なぜ妻帯されなかったの?」
と質問したら「不犯(ふぼん、妻帯しないこと)が良い、とお釈迦様がおっしゃった」との事。
瀬戸内寂聴氏が坊さんになられ前までの人生と比べられたのか、なんとなく痛快なことを感じました。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする