寒いけど、比較的穏やかな曇天。
立春の行事ですから、まだこれくらいの寒さが良いのでしょう。
朝、早速、玄関の注連縄をはずし、床の間の正月飾り、
古いお札など、袋にまとめました。
午後1時には、今年は12基出る代表の一基が「ふれ太鼓」
(大相撲のものに似ている)で始まり、いよいよ本番、
多くの来客でにぎわうのでしょう。
かっちゃま左義長の櫓は、山車とは異なり、固定しての櫓であり、
動くことはありません。ですから、山車とは言いません。
お酒に酔った太鼓のたたき手が、ピンクや赤い
女性の肌襦袢を着て、たたき踊り狂うのです。
世相を皮肉る川柳、昔は、殿への直訴なども
左義長の「どんど焼き」は、雪国での行事で各所にありますが、
(最南端は滋賀の長浜でも、大掛かりにやっているようです)
こんな余興?がつくのは、勝山にしか無いものと言われ、
「奇祭」と呼ばれています。
朝、まとめた注連飾りなど、フィナーレである明日の夜の
「どんど焼き」の一時集処(仮社)へ、
お賽銭と同時に、町当番に依頼。
大勢の見物客でした。
この時間帯は、子供がたたいていましたが、夕刻になると
芸者の三味に、大人のたたき手がでて、また賑やかです。