tarpin翁のスローライフ

福井県奥越地方、季節のたより、ガーディニングなど、
写真日記・・・そして・・・。

「一夜飾りは×」が、我家の伝承。

2009年12月30日 | 季節の便り(北陸、福井)
いよいよ正月迎春の用意、 
床飾りは簡単!

我が家では、地方武士の伝承か、「門徒もの知らず」と揶揄?
される浄土真宗のせいか、
玄関には「しめ縄」のみ、座敷には、「日の出の掛け軸」と「三宝飾り」など簡単なものです。
(特に玄関用は、ここ2年、本当に簡単なものに変えました)



また、一夜飾りは良くないとの事、
毎年30日には飾り付け、ただいま完了。

こうした正月の伝承行事は、仏事の延長線だと思っており、
神様のほうは初詣など付随?したものとの考えは、うちだけなのかも。

この掛け軸、大正時代から我が家の正月3カ日用としてかけられます。
野村財閥の創始者である、野村得七翁(号、得庵・京都南禅寺に野村美術館ある)
直筆の「旭光照波図」です。
また、いまひとつは「三河漫才と日の出」3代前の当家ご先祖さん「山内直枝」直筆もの。





不景気の今、新年より明るい年にと、思い切り2軸掛けました。
三河万歳の衣装人形は、仕事の途中「三河」で購入したものです。


本日から「大雪」の予報あり、ただ今のところ大丈夫です。

皆様も、よい新年をお迎えください。


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21年最後の「霊峰白山」頂上

2009年12月30日 | 季節の便り(北陸、福井)
新年の白山頂上を報告しようと思っていたのですが、
どうも、大晦日から大雪の様子。
撮れるのは今日限りと、スポットに出かけたのですが、
頂上付近は雲が深い。
雲の流れの中で、少し、かい間見えた時にパチリ。




すっかり晴れたところは撮れませんでしたが、
今年最後そして新年の「霊峰白山」頂上
何とか、その様子がわかりそうです。






また、同じロケィションから
西日本最大といわれる「スキージャム勝山」の滑走路が白い帯で見え、
全国からの多くのスキーヤーでにぎわっています。
長い滑走路が12本も有るのが特徴。
勝山市の中心部でも、よく見える位置に有ります。

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「越前水仙」とどく。

2009年12月28日 | 季節の便り(北陸、福井)
この時期、
その出荷などでTV放映される「越前水仙
当家にも届きました。
毎年の到来物として産地から届くので楽しみにしています。
開封すると、その強いかぐわしさ、
「越前水仙」の特徴のものとか。




水仙は、「福井県の県花」ともなっています。
全国の海岸地で自生していたものが
ブランド化され、切花として市場に出るようになったのは
いつのころからか・・・・。





越前海岸・淡路島・房総半島が国内の三大産地です。
2月ごろまで、海岸線のがけに群生して咲く花は見もの。

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縁起物の「土人形」は、郷土玩具。

2009年12月26日 | 土人形など
現在の土人形の位置づけは、
一部のコレクターだけのものではなく、
郷土玩具」としてのジャンルで復活しています。




災難よけ・招福開運そしてノルスタジャ。
地方官公庁のオークションにも顔を出す常連でもあります。
江戸末期までが最盛期でしたが、
伝承習俗の衰退、新しい玩具の出現などにより
衰退していったと言われています。
今回は、縁起物の土人形を紹介します。





鯉をかづた人形は「鯉かずき」
仙台の堤人形で、現在も製作販売されています。


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クラシック「土人形」は、垂涎の的。 

2009年12月25日 | 土人形など
古い土人形、マニアにとっては垂涎とか。

私のものは、そんなに古いものでは有りませんが、
それでも、これらは大正、明治時代のものです。





「馬上の軍人さん」は、第一次世界大戦の軍人さん、
そして「官女」と「子守姉さん」は、
伏見人形の流れを汲む、島根県の「長浜土人形」
35cmも有る大型のものです。



京都伏見土人形に代表される人物ものは、
当時「伏見人形つらばかり」と囃されたもの、
囃されるように、表面は彩色されていますが、
後ろは胡粉の下地のみで彩色はありません。
土人形は、持ち主に決して裏は見せないとのことから
と伝えられています。




信仰とまでいかなくとも、子供の成育、商売繁盛、学業成就など、
それぞれの願いの中で、残ってきたものです。

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