春一番の庭の恵みと位置づけて、毎日の薬味に寄与してくれている、「蕗のとう」。
「蕗のとう」は、「蕗の花の蕾」であることはご存知ですよね。
この時期、スーパーの店頭に並んでいますが、花の咲いたものは、
もう商品価値はなくなるようです。
先日来2度、この話題を報告しましたが、
我家の庭の端では毎年勝手に顔を出してくれるものですから、
走りに幾本か摘みましたが、それ以外は無関心。
そのせいか、ここのところ花盛りを迎えました。
この花で、こんなことを知りました。
先代母の蔵書に
甘糟幸子さん著の「花と草木の歳時記(1981年)」があり
時たま読んでいます。
こうした本は、今なら写真入でのその様・観察・エッセイ・から関係記事
まである読み物になっているはずですが、何せ29年前のもの、文字だけの読み物です。
内容に変りはなくても今なら編集には大きな差があるもの
になっていたことだと思います、それはさておき、
こんな記事を見ました。
蕗の花は、「雌雄別株」の植物だそうです、今回しっかり観察しても、
私には、それがどちらか見分けがつかないのですが、
著者の調査ではそのとおりです。
「ふきのとう」が開花して花となり、それが朽ち行く時に少しわかるとか、
花は、「めしべ」だけの株と、「おしべ」と退化しためしべを持つ株の2種らしい。
めしべは糸状に細く・・・とありますが、これは何とかわかりますが、
私にはおしべは分かりますが、退化しためしべはわかりませ~ん。
写真でご判断ください。