tarpin翁のスローライフ

福井県奥越地方、季節のたより、ガーディニングなど、
写真日記・・・そして・・・。

今日は、初午「木の本、だんごまき」。

2009年03月08日 | 季節の便り(北陸、福井)
福井県大野市の木本地区、
伝統の初午「木の本、だんご撒き」。


山間部の超豪雪地帯であり、2月を3月に遅らせた「初午」。
なぜか、毎年行きたくなる懐かしい行事です。

この祭り、200年の伝統行事とか、今はやりの、にわか町起こし行事でなく、
本当に続いているようです。
小さな「稲荷神社」で、ご神体は「オキツネ」さん。



始まりは村落全部を焼き尽くす、大火事があり、
その後もたびたび続くものですから、稲荷神社をつくり、
火をつけて回ったと言われる狐を祭り、
収めてもらおうと始めたとの伝承。


この地域今では、TVや新聞にPRされ、
今日も300人以上の人が集まっていました。



写真は、こんなにあるお団子を、各戸から1升ずつ集めたお米で、
村落ごとに競い、今日のためのすべて村民の手つくり。
写真撮影と拾うのに、がんばり。
私の手には、狐形など大きなものは無く、それでも約40ケ。


これをいただくと、無病息災とお守りなる由、農家の方は、
山へ入ったときにマムシにかまれないご利益があるとか。
山へは入らない私は、早速焼いていただきました。

地方には、いろいろあるのね、でしょう。

コメント
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