浄土真宗以外の方には、ご縁の無い話題かもしれません。
我が家は、ご先祖から「浄土真宗、東本願寺を本山とする大谷派」、
菩提寺は市内「淨願寺様」です。
「報恩講」は、浄土真宗開祖、親鸞聖人様に、一年の無事(昔は豊作なども)を
感謝報告するための年一度の行事です。
本山・菩提寺、そして「我が家(檀家各戸)」で行う大切な行事なのです。
本山・菩提寺様へはお参りに参上(私ら夫婦は行ったことなし)
ですが、「我が家」の「報恩講」には
菩提寺の住職様の来宅(毎年、役僧を伴い2名
により、自宅の仏壇にてお念仏を頂くのです。
「報恩講」は仏事でも「お祝い」らしく、
「ろうそくは、白色でなく赤色」
を使うのが通例になっています。
こんな設えで待つのです。
一族の多いおうちは、礼服を着て集まり、その後、酒席などおこなわれて
いましたが、今は、家族だけで済ませるのが大半の様です。
11月にご案内がありましたが、当方都合で、本当の年末になってしまいました。
私の菩提寺は、600戸の檀家があるらしく、
29日迄回るのだとのお話し。
年中行事の一つが済み、ほっとしています。