鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第1220回】 何を最優先にすべきか?

2014年05月04日 | 住宅コンサルタントとして
このゴールデンウィークは、とあるエリアに来ています。

目的は調査ですが、ちょっと時間をつくって、その地の歴史を学んでいます。

その地の歴史を学ぶためにとある施設を訪れたのですが、
その地を江戸時代に治めていた藩の教えで、心に刺さった言葉がありました。

その言葉とは、

「国を守るのは城ではなくて人である」

という言葉で、藩政として教育に最も力を注いだとのことです。

そしてこの藩からは、日本を改革する数多くの人材が輩出されました。
(って、ここまで書いたらどこへ行ったか分かってしまいますよね)
とにかく、藩が教育を最優先した賜物でしょう。

これって、国政でも全く同じことが言えますよね。
更には経営でも同じですよね。

どんな国家、企業であっても、自身を守るのは人です。
人の教育に最も時間とお金を使わなくてはなりません。

で、教育では何が大切なのか?

これも個人的な意見ですが、善悪の基準、価値観、優先順位、生きる上での姿勢、躾など、
考え方や行動の基準となる考え方を共有することかな、と思います。

ここさえしっかりと伝えて理解してもらっていては、
少なくともベクトルの方向が大きく異なることはないでしょう。

お客様に対して正直であること。
全て自責で考えること。
お客様のせい、世間のせい、他部署のせい、競合のせいなど、責任を他にもっていかないこと。
常に今の自社の戦略やしくみを現状否定で見て、改善の余地がないかと考えること。
周囲に感謝すること。
5分前行動を心がけること。

などなど、こうしたことを社内で統一し、
自社らしさを追求していくことで自社の風土が出来上がっていくと思います。

教育を最優先にする。
皆さんの会社は出来ていますか?
コメント
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