鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第1247回】 メールのやりとり1つでも、人柄が出る

2014年05月31日 | 住宅コンサルタントとして
今、ご縁を頂戴しているクライアント様の中で、非常に優秀な方と何かを企画し、
それを実行に移すために電話やメールのやりとりをすることが、多々あります。

その際、とても感じることがあります。

業績が優秀で、結果を出されている方とのやりとりは、話が分かりやすくサクサク進み、
短時間ですぐに結論が出るのです。

これって、お話をさせていただいていて、非常に気持ちが良いんです!

また、先日のセミナーで講演して下さった、日本一の住宅営業マンの方なんて、
メールでやりとりしているだけで、非常に気持ち良い気分にさせてくれます。

「そりゃ、お客様はこの人を選ぶに決まってるわな!」
って、感じずにはいられないくらい、すごく人柄の良さが伝わってくるメールをされる訳です。

細部にその方の地が出ます。
すなわち、それだけ気持ちの良いコミュニケーションが取れる方は、
頭のどこかでいろんな方のことを考えているのでしょう。

自分中心の考えではなく、常に周囲の方に喜んでもらえるにはどう行動すればよいか、分かっているのです。

一方、ビジネスで結果が出ていない人。
お客様に応援されない人。
紹介が少ない人に、共通するポイントがあります。

感謝の気持ちが足りない。
無理な依頼を周囲の方にした際、それに一所懸命応えてもらった後、お礼一つ言えない。
(無理をしてしてもらったことに対し、感謝の気持ちを持てないのです)
明確な結論を意思表示しない。
(だからやりとりをしていても気持ちが良くないのです)
変にプライドが高く、自分のことしか考えていない。
結果が出ないことを周囲のせいにして、自分に原因があるとは思わない。

そんな感じです。

残念ながら、ビジネスの世界で大半の方が、自分のことしか考えていません。
ですから、お客様のこと、周囲の方が気持ちよくやり取り出来るよう、
ちょっと考え方や態度、行動を変えるだけで、周囲の評価は激変します。

そうなるためには、自身の人間力を高めることです。

皆さんは、周囲の方に何か力を貸してもらった際、感謝の気持ちを伝えていますか?
日々、いろんな方とやり取りをする中で、「この人、感じが良い!」と思ってもらえるような
立ち振る舞いをしていますか?
何かを助けてもらうことを当たり前だと思っていませんか?

細部に人の本性が出ます。

だからこそ、日頃から自身の人間力を向上するために取り組みたいものですね。
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