鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第1221回】 自分の目で見て、体感すること

2014年05月05日 | 住宅コンサルタントとして
仕事を通じてお会いする方で、「この人、一流だなぁ~」と感じる方に共通していることは、
とにかく自分の足で現地に行き、自分の目で見て体感することが習慣化されているということです。

こういうことに気づくまでは、私自身、自分に興味のあることしか体感しなかったタイプですが、
このお仕事をさせていただく中で、一流だと自分が感じる方に共通していることに気づくいたので、
そういう方の習慣を真似させていただくようになりました。

例えば、一流の鮨職人は、オフの日に鮨屋さんで食べる。
一流のマーケッターの方はあちこちに自分の足で行って、いろんなことを体感されている。
本やネットで調べるだけで満足せず、必ず現地に行く訳ですね。

そんな訳で私も、まとまったオフの日には必ずいろんな地域に行って、
現地でいろんなことを体感するようになりました。

今年は過去最高のペースで、いろんな住宅会社さんを見ています。

正直に言うと、どの会社さんを見ても新しい発見というのは無いのですが、
接客の方法やモデルハウスの中の展示物に関して、改善のヒントを多々いただけます。

更に住宅だけでなく、人がたくさん集まるお店や観光スポットなども
現地に行くことでいろいろと得られることがあります。

派手な宣伝を一切せず、自分から情報発信はむしろ控えめなのに、
なかなか予約が取れないお店、
もしくは常連さんだけでキャパを超えているので、一見さんお断りのお店などは
商売の本質とは何か、ということを教えてくれます。

こういうお店に計画的に足を運び、商売のヒントをいただくことも自分にとってとてもプラスになるのです。

こうして自分の目で見て、足を運んで、体感する。
ここがビジネスにおける感性を高めるベースだと個人的に思っています。

皆さんは、いろんなことを体感することが出来ていますか?
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