鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第1225回】 5年先、10年先の最大の問題を回避するために手を打つ

2014年05月09日 | 住宅コンサルタントとして
ある程度、受注までのしくみが構築出来ている会社は、
当然ながら、お引き渡しまでの工事の品質を高めなくてはなりません。

工事品質がある程度高くなった会社は、お引き渡し後のメンテナンスの体制を
しっかりとしたものにしていく必要があります。

こうして受注⇒工事⇒メンテナンスの流れがしっかりと出来た住宅会社が
次にやらなくてはならないことは何なのでしょうか?

それは、5年後、10年後に大問題となることに対し、
そこを回避するために今から手を打つことです。

県内トップレベルの実績を上げている住宅会社で、
個人的に足腰が強いなぁと感じる会社には、やはり共通するポイントがあります。

そしてそのポイントこそが、今後5年後、10年後、この業界にとって最大の問題となる要素を
回避するための唯一の手段のような気がしています。

受注⇒工事⇒メンテナンスのしくみが出来ているクライアント様には、
その部分を強化するための施策提案をさせていただいております。

昨日もお伺いしていたクライアント様で、
この点に対してじっくりと打ち合わせをさせていただいておりました。
ありがたいことに、ここ半年でご提案をさせていただいたことについて
しっかりと取り組んでいただけそうで、本当に嬉しかったです。

住宅業界最大の問題点を解決するためには、5年、10年というロングスパンで
さまざまな手を打っていく必要があるのですが、ここをクリアせずに健全な成長はあり得ません。

こう考えると、経営に大切な要素の1つは、数年先を予測する力ともいえるでしょう。

皆さんの会社では、数年先に問題となるであろうことに対する対策を打てていますか?
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする