鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第2409回】 お客様の10年後を予測した提案

2017年08月04日 | 住宅コンサルタントとして
業界問わず、お客様は今、自分が困っていること、悩んでいることを解決するために、
商品やサービスを購入されます。

今、空腹で困っているから、その空腹を解決するために食べ物を買う。

自分が想いを寄せている異性に満足して欲しいので、
雰囲気や接客の良いレストランを値段が高くとも予約する。

住宅の場合、今の住まいだと部屋数が足りないし狭いし快適じゃないから、
その狭さや不快を解決するために、家を買うのです。

ただ、食べ物やサービスなどと違い、
住宅は言ってみれば40年、50年と長い期間を通じて消費するものです。
(厳密には消費しませんが・・・)

お客様は今の問題点にだけ、意識がいきがち・・・。

でもプロとしては、お客様が将来困るであろうことを予測してあげて、
今の問題だけでなく、10年後20年後の問題を解決する提案をして差し上げることが
非常に重要なのです。

この発想は非常に重要なのと、奥が深いテーマなので、
今月や来月のコンサルティングでクライアント様にお伝えしていきたいと思っています。

ここの本質が理解できれば、お客様に選んでいただける確率がグッと上がりますよ!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする