鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第2436回】 プロ意識の欠如が日本を弱くする

2017年08月31日 | 住宅コンサルタントとして
お盆にスイスに行って、自分の目で見てきたいろんなことの影響か、
このままだと日本は本当に弱くなってしまうなぁ、と考えてしまうことが増えてきました。

というのは、大人も学生も、プロ意識が欠如しまくっている、と個人的に感じるからです。

学生が企業を選ぶ際、
社風や研修の制度が整っているか、というようなことが重視されがちですが、
そもそもお金をもらって学ばせてもらうという姿勢が、世界基準じゃないな、と思うのです。

また何か問題があると、社会人にもなって親が出てくる、というのもおかしい。

海外の先進国では、働くということは、必ずプロとして結果を出す、
ということが当然で、その対価としてお給料をもらえる訳です。

勤務時間に会社にいるだけで、もしくは言われたことをやるだけで
お給料をもらう資格があると考えている人も多い。

これも本当にあますぎる考え方だと思います。

欧米の先進国は、確かに労働時間が短いかもしれませんが、
自分の仕事の結果に対し、必ず責任が伴います。

日本の場合、結果に対する責任は問われない。

プロ意識が社会全体に欠如しているよな、と思ってしまいます。


かくいく私も、学生時代はアルバイトとサークル活動しかしていない、
超ゆるい、アホな学生でした。

責任感も全然無かったような気がします。

そんな私が言うのはおかしいかもしれませんが、
社会全体がもっとプロ意識を持ち、結果にコミットしなければいけないと思うのです。

これからの時代、日本はもっと強くならなくてはいけない。

いろんな問題が解決していませんし、
人口も減っていくので生産性をもっと高めなくてはならない。

だからこそ、個々のプロ意識、社会全体のプロ意識を高め、
権利ばかり主張する人っておかしいよね、というような風潮が出てきてほしいなぁ、と
個人的に思っています。
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