鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第2422回】 消費者の感覚を忘れないために

2017年08月17日 | 住宅コンサルタントとして
長期休みの際は、海外に行くことが多いのですが、
ここ最近は一切、仕事を持って行かないようにしています。

仕事のことを忘れ、行ったことが無い国で、いろんなところに足を運び、体験する。
すると今まで普通に思っていたことが、実はすごいことだったんだと分かったり、
日本の素晴らしさや劣っている点が理解できたりと
日常、当たり前だと思っていたことに感謝できたり、尊敬できたりするのです。

そして日本に帰国した瞬間から現実モードに切り替わり、
仕事をしたくてたまらない気持ちになってくるのです。

この仕事が天職だと思っていますし、もちろん大好きなのですが、
ずっと仕事ばかりしていると、一ユーザーの立場で物事を考えられなくなってしまったり、
見方・考え方が凝り固まったりする感覚が出てくるんです。

消費者の立場で物事を考えられなくなったら、私はこの仕事ができません。

その感覚を忘れないように、
定期的に自分が知らないこと、経験したことが無いことにチャレンジする。

新鮮な経験、新鮮な情報を長期間、インプットしなかったとしたら、
おそらく発想力や感性がかなり鈍ってしまうと思うのです。

そうならないために、自分なりに工夫をしているつもりです。


「家でゆっくりしたい」
「遠くにいくのは面倒だ」
「経験したことがないことに、あえてチャレンジしたくない」
というような感覚が強すぎてしまうと、感性が衰え、ビジネスセンスも落ちてしまうような気がします。

皆さんは自分の感覚を研ぎ澄ますために、どんなことに取り組んでいますか?
コメント
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