鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第2427回】 本質を見極める力をつけないと・・・

2017年08月22日 | 住宅コンサルタントとして
業績が上がっている会社。
行列が常にできているお店。

お客様に支持され、結果が伴っている企業やお店。
そのお客様に支持されている本質を見極められる能力が経営者にあるか無いかで、
その企業が成長していけるかどうかが決まります。

本質を見極める力が無い経営者は、他社の成功の要因を

「何か新しいことにチャレンジしたから・・・」
「優秀な営業マンが入社したから・・・」
「webマーケティングを強化したから・・・」

というように、点でしか捉えられないケースが圧倒的に多いのです。

だから自社の経営を考える時にも、何か1つ、新しいことにチャレンジはするのですが、
それが点になってしまっているのですね。

新しい事業に取り組む。
FCに加盟したり、ノウハウパッケージを購入する。
WEBサイトをリニューアルし、SNSでの発信を強化する。

これらは必要なことですが、今の時代、
もっと深く考え、成功の本質を見極めないと長期的な成長は不可能です。

本質を見極める力がある経営者は、
成功の要因は、とても小さなことが複雑に絡み合って出来ているということが分かっています。

何か新しいことにチャレンジする際、ただ単にやっただけではダメで、
そこにチャレンジしたら2段、3段と掘り下げて進化させていかないと
お客様に支持されないことが分かっています。

進化させるためには、スタッフの能力や人間力を高めていないと、
更には経営者自身が能力と人間性を磨いておかないとダメだ、ということも分かっている。

だから基本的なことをレベルアップし続けていたりするのです。

更に組織が成長していく上で、人が増えるとどんな問題が発生するのか?
それを回避するために何をしなくてはならないかも、よく分かっている。

だから成長が持続するのです。


本質を見極める力が不十分だと認識できている経営者は、
自分でその能力を高めていくか、その能力を有した外部の力を借りかしなければ、
長期間、成長し続けるのは難しい時代、
言ってみれば、商売が昔と比べれば非常に難しくなっている時代なのです。
コメント
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