正直、今の日本の労働政策でを突き進めて行くと、
国際的な競争力が下がりまくって、三流国家の仲間入りをするのではないか、
と個人的に思ってしまいます。
成果も出さずに権利ばかり主張する人を増やす。
トコトンやる時はやらなくてはならないのに、量をこなさせない。
国際的に競争は激しくなっているのに、ドップリぬるま湯につかっている感じなんですよね・・・。
働き方改革など、役人が主導しなくても、もう労働者側に選択肢が多々あるのだから、
理不尽な働かせ方をする企業なんて、勝手に社員さんは辞めていくと思います。
まあ、私は大阪生まれなので、権威や地位を振りかざすような類の人を屁とも思わないのですが、
大体、役人が主導した政策なんて失敗の連続なんですよね。
住宅性能評価制度。
長期優良住宅。
多能工や大工養成施設。
これ、国交省主導でやったものですが、いずれもうまくいっていません。
国交省は認めないでしょうけど・・・。
実際に市場や商売の原理原則、エンドユーザーの気持ちが分からない役人では
この変化と競争の激しい時代を乗り越えるようなアイデアを出せないと思うのです。
仕事っていうのは、成果を出して初めてお給料をいただける。
お客様に必要とされなければ、利益はいただけない。
その利益の中からはじめて、自分のお給料が当たる訳で、
成果を出すことを目指さず、ただ職場に来ているだけでお給料をもらえる、
と勘違いしている人が増えているような気がするんですよね・・・。
まあ、こうした問題を根本的に解決するには、
日本の教育制度と日本人の価値観にもメスをいれなければと思うのですが・・・。
働き方改革を推進する大前提として、
成果を出すという義務もセットであるということを
全員が自覚すべきだよな、と思う今日この頃です。