連日、高齢者の起こす交通事故が報道される。最近はドライブレコーダーの普及で、事故の状況がハッキリ映像に残されており胸が痛むことがある。事故当時者には申し訳ないが、映像から自分の運転について反省や今後の安全運転の参考になることを学ばせてもらっている。
そうした事故の一例として、アクセルとブレーキの踏み間違いによる事故がある。急発進で歩道や道路に飛び出したり店内に飛び込んだりなどがある。1度、バック駐車している乗用車が車止めを乗り越え、目のまえに飛び出してきた。2歩早く進んでいたら私は当てられるところだったが難を免れたことがある。話に聞いていることが現実に在ることを知った。
ひやりとしたその駐車場に、万一、車止めを超えた時の事故防止になる安全柵が設けられた。柵は太いパイプで駐車スペースごとに設けられ、少し狭くなったが歩道側の安全は増した。ここで、ひやりとしたことがあるだけに企業側の対策に敬意を表したい。
「ドライバーは、安全で快適な車社会を作るため、他の運転者や歩行者のことを考え、人にやさしい安全運転を心掛けねばなりません」。これは運転免許更新時の講習資料の初めに乗っている。自分勝手な行動は事故になる、と法令にのっとった運転を呼びかけている。被害者にもなりたくないが加害者には絶対にならない、ハンドルを握るとき心しよう。
(今日の575) 身を守る道に見合ったその速度