
北京冬期オリンッピク、雪や氷の上で行われる競技は人間離れした技の数々にただただ驚く。選手の鍛えた技に拍手を送るしかない。運動苦手の自分には別世界の感がする。もう一つ、実況担当者の競技知識の豊かさ、あのスピードあふれる演技の一つ一つを瞬時に見分け伝える。選手に劣らない能力がいるだろう。
今日の朝刊は、スノボー男子ハーフパイプで平野歩夢選手が金メダルを獲得した記事がトップ。競技の経過は承知だが、トリプルコーク、体の軸を斜めにして縦に3回転、横に4回転するエア(空中技)は今大会の焦点だった。4回転を角度で表すと360度✕4=1440度になることからの命名という。トップ選手でも恐怖を感じる、もし間違えば大けがという、これを3度すべて成功させた平野、凄いとしかいえない。
フィギアスケートで4回転半ジャンプ(クワッドアクセル)に挑戦する羽生結弦選手、惜しくも成功こそしなかったがクワッドアクセルと認定された。スケートの4回転は一般的になったが、羽生のプラス半回転はこれからになる。平野選手未発表の技が出るかも、と期待されたが次回になった。その技は1620という。これは4回転半の角度になる。羽生選手に並ぶ回転を期待する。
スキーやスケートのようなスピード感はないが、カーリングにも興味を抱く。ミステリアスなスポーツの一つとされるが、氷上を滑るストーンは 花崗岩で重さ約20㌔という。選手の意思を持ったかのように滑り狙った位置で止まる。予選期間も長い、今日で2勝1敗、しっかりもぐもぐ食べて結果を出して欲しい。
(今日の5757) 空を舞うあれは人かと孫悟空