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コロナ下の日常が3年ぶりに転換する。世界保健機関(WHO)は死者数の減少を大きな理由に緊急事態の宣言を解除した。日本も今日から感染症法上の位置づけが2類から5類に変わり、季節性の流感と同じ扱いになる。行動制限はなくなるが、検査や受診をすれば自己負担が生じる。PCR検査は減少するだろう。
行動制限解除を危惧する専門家もある。危惧する専門家の話を聞くと、そうでないと説く専門家の話しより危惧がわの説明がよく理解できる。濃厚接触でPCR陽性、しかし一切症状の無かった知人の話しから、野放しは怖いと感じている。単なる危惧で終わればいいのだが、それを証明できないようだ。
グラフは毎日新聞に載った3年間の感染状況だが変動ぶりが素人目にも一目でわかる。これを見ると、第7波と第8波の感染が、第9波へと続くかもしれないことは予想できる。ワクチン接種は国の費用で当分続くということはコロナは安心ではないということだろう。もうすぐ6回目の接種案内が届くと公報に載っている。
岸田内閣のコロナ対策で変わった感じがすることがある。これまでは専門家会議などに諮られたのちに示されていたが、そうしたスッテプの説明がなくいきなり政府方針が出される決定するという感じで説明が弱い。これからも未知の感染症が現れる予測はされている。次のパンデミックへの対処を政府はよく考えておいて欲しい。
(今日の575) 自己責任罹った者が悪いのか