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子どもの日は3月3日と5月5日、母の日は5月14日、父の日は6月18日、敬老の日は9月18日、ともに国内共通の祝い日。これとは別に家族それぞれの誕生日や結婚記念日、何代か続く家ではこのほかに故人の命日など、それぞれの節目となる日がけっこうある。家々でそれぞれの形は違うだろうがなんかの事があるだろう。
祝いの日、それは商売する人にとっては大事な商機となる。そんな一つに母の日のカーネーションがある。今年は気温が高すぎ、出荷時期に合わせた生育調整に苦労したという生産農家の声を複数聞いた。この日を出荷ターゲットと待機するハウスの中の色とりどりのカーネーション、生産者の苦労を担っていることになる。
母の日は「家族のために尽くしてくれる『お母さん』をねぎらい、感謝の気持ちを表す日」で毎年5月の第2に日曜日。核家族化した家族・家庭状況では少し制定の意味が合わなくなってきている、苦言を貰うだろうがそう感じる。家事を妻にまかせっきりにした自分を反省しながら思っている。
そうは言っても母の日のために子どもらの描いた母の絵を見ると笑顔になる。年次に合わせ姿が変化している。園児のお母さんやママが、高学年になると働く母の姿に見える。社会が変わっていることを改めて実感する。多くの絵の中に料理するお母さんが見えなかった。白い割烹着をつけて包丁を使う母親、昭和の時代でしょうか。
(今日の575) おんな親おとこ親よりしっかりし