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裾野が広い自動車業界、日本には世界一の力を持つメーカーもあり、世界のそれをリードしている。これから世界の主流になる電気自動車(EV)では、国内メーカーは世界のそれに比べやや遅れているという観測記事もある。海外では石化燃料車は販売禁止措置もでており、世界に誇る自動車業界はどう対応するのだろうか。
半導体不足から新車の生産が遅れた。車検で新車へ乗り換えたい人には、車検料をディーラーが持ち、新車納入を待ってもらうという策で対応する、あるセールスマンの話し。そう3カ月や4カ月待ちはざらだったいう。それで愚痴をこぼす購入者の話を直接聞いたことがある。話を聞いていると景気は悪くないように思える。
今、使っている車は「終の車」として購入、1回目車検が8カ月前に終わった。先日、所用があってディーラーのところへ。たまたま店にいた担当の若いセールスマンが愛想よく近づいてきた。景気は上向いているような感じがし頑張っているという。「そろそろ乗り換えられては」とご愛想をいう。次の免許更新と車検がほぼ同じ時期、更新ができたらと笑って収めた。
店内は好景気を裏付けるように、若い人、夫婦だろうが景気のいい商談話が何組か聞こえる。まだ納期は少し時間が掛かるように聞こえる。今春は賃上げが大きくニュースになった。そんな影響もあるのだろうか、若い人の経済的寄与に明るさを感じた。
(今日の575) 半世紀超えてハンドル握りおり