日々のことを徒然に

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お米のいのち

2025年02月12日 | 社会 政治

 今朝もワイドショウーでお米の高値が取り上げられ、話し合いが放送されていた。そこに解決への新しい視点や情報などは伺えなかった。というのは既報の内容に発言者の思いを織り込んではいるが、その大方は各メディアで流れている内容に類似していた。

 確かに店頭のコメ価格は高くなっている。急騰したのは昨年8月8日の日向灘を震源とする最大震度6弱、マグニチュード7.1の地震を受け、南海トラフ地震臨時情報が発せられてからと記憶する。情報は15日に解除されたが米の高騰は続き、今も大きなニュースや話題になっている。今のコメ高騰で米農家の収入は増えているのだろうか。

 国は米は品不足ではないと説明する。物価は需要と供給で決まるといわれる。現状は形はともあれコメ不足だから高騰が続いるようにしか思えない。誰かがどこかで備蓄しているのでは、と報道されるが、それが本当なら国はきっちり対処してほしい。備蓄米放出の詳細は週末に発表されるというが、安定したコメ価格に連なるものを期待する。

 茶碗一杯にはいくらのコメ粒があるのだろう。食べ始めに「いただきます」とは口にするが、一粒一粒に心を寄せて食べてはいない。「一粒それぞれはかけがえのない命を持っていて、その命が人の命に変わっている」、こんな短い文章を読んだ。米の命を活かす人でならなければいけない。よく味わっていただくことに心をくだかねばならないのだ。

 (今日の575) 米高値それでも食わにゃ働けぬ
コメント (2)
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