11月も後半になり年賀状印刷たまわりますというチラシも目につく。年賀はがきの販売数は年々右下がりというが、根強いはがき愛好家はまだ多い。その愛好家でもパソコンを使って作成する人も多い。パソコンの年賀状は味がないと、よく言われるがそうだろうか。
パソコン作成でも既成の図柄などを使わず、全てオリジナルな賀状を作りに面白さを見出している熱心な人は多い。そんな事もあり、所属するパソコンの会への年賀状講座開催依頼が増える。今月と来月中旬くらいまでに年賀状作成だけで30講座くらいの開講計画になっている。
これまでの講座で、まさに、世に1種類の賀状を完成させたときの顔は輝いている。家族旅行の、孫の、庭に咲いた花など取り込まれた画像は年明けの一葉に相応しいものだった。今年の作が楽しみ。
喪中の知らせが先週くらいから届き始めた。身内のご不幸が多いが、遠方に住む先輩の死を知らせる1枚もある。今年の賀状では元気にゴルフを楽しむとあったが、異常な猛暑で体調を崩されたという。
年賀状講座の改訂テキストが事務局から届いた。いつも通り気を引き締めて準備しておこう。事務局は毎月4千枚近くのテキストを印刷する。担当者は「印刷屋の社長です」と明るく笑っているが、そのウラの大変さは伺い知れる。
講座もだが我が家の賀状も少し考えなければ。古希に相応しい仕上がりにしたいと、気持ちだけは思っている。
(写真:賀状作成を急げという手作りした来年の干支)
いい作品を描いて披露ください。