日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

会 話

2010年03月12日 | 生活・ニュース
               

義母がお世話になっているホームでクリスマス会があった。会った時はいつも、「どこにおったん?探しとったんよ」と言う。「ありがとうねぇ、私も探しとったんよ」と優しく答える。すると「私のそばにおりんさい」と手を出して握ってくれる。それを聞きながら義母の優しさをいつも感謝する嫁の姿が浮かぶ。

妻が激しく泣く夢を見た。驚いて目が覚めた。見ると泣いている。身に覚えはないけど恐る恐る「どうしたのか?」と聞く。答えないで泣く。少し間をおいて3回目を話しかけたとき「うるさい、黙ってて、いまTVを見ているの」。心配が大きな邪魔をしたようだ。

「清濁併せ呑むと言うが、そりゃー苦しいもんだ。経験したことのない人からはずるい人間と思われる。両方を立ててやるとき、男の仕事としてどちらにも呑み込まれない覚悟があれば、正と邪、善と悪を合わせる事ができる」。分かるようでもあり、身勝手な解釈のようでもあり、禅問答のようでもあり、聞くほうの酒は進まなかった。

3人寄ったら文殊の知恵という。どんな形でもいい、会話の出来るときには「話に花を咲かせよう」。先日、調薬を待つ間、偶然だろうが二人とも85歳で一人暮らしの女性の会話を聞きながら、話について思った。

(写真:何を話しながら酒買いに行くのだろう)
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