日々のことを徒然に

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最後の生姜です

2024年12月14日 | 生活・ニュース

 「これが最後の生姜です」。この時期になると土付きの生姜が届く。その重さはどっさり感のある重さで、重宝にいただいている。「最後?」と聞くと、地主さんから畑の返還を求められ、何人かが最後の収穫をしているという。跡地の利用は分からないが、借地での農作業、6年間耕し続けて楽しかったと話す。その顔は80歳を過ぎているが満足感が浮かぶ。

 生姜は、血行促進や抵炎作用や、免疫力アップなどさまざまな効果か期待できるという。黄色で辛みがあり、食用の香辛料など少量なら毎日摂取しても問題はないとある。そんなことで我が家では毎日きざんで少量を食している。魚の日本料理には欠かせない香辛料となっている。

 寒くなると生姜を使って温まる。すり生姜にして生姜湯にしてよく飲んでいる。粉末にして売られており、これなら超簡単に生姜湯が味わえる。すり生姜を暖かい日本酒にいれて生姜酒にしても美味というが、まだ味わったことがない。収穫時期によって葉生姜や根生姜などと呼ぶそうだ。

 生姜の古称「はじかみ」で秋の季語とある。椒魚(はじかみ いお)はサンショウオの古称とも説明がある。昔から今に続いている物に「生姜せんべい」がある。子どもなりに好みの味だったのか、一斗缶に買い置きがありよく食べた。今もときおり購入し口にしているが、一斗缶は苦しい家計の中でのおやつだったのだろうと思い出す。

 (今日の575) 根生姜の姿に似合わぬ白い花
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