初詣といえばおみくじ。おみくじは漢字で「御神籤」と書く。見ただけで何か有難みのある様でもあり難しいもののようにも思える。神仏に祈願して吉凶を占う籤、と広辞苑に載っている。まさにその境にある人には活路を決めることになるなかもしれない意味あるもだ。
「全部、大吉じゃあないの」親子4人がおみくじを見比べながらの楽しそうな会話を横に聞きながら今年の運勢を引く。「第二番 御神籤」とある。最初に目に入る位置に「ひそみ居しふちの龍らも時を得て 雲井に登るかげのめでたさ」とある。何となく意味が通じる。
「何事も末の見込みがある 改めかえてよい運です 意志強く驕り高ぶる事なく信神すれば 龍が風や雲を得て天に昇るように出世します 辛抱が第一です」と解説が載っている。運勢は大吉、願望(ねがいごと)は「改めかえてすれば望事叶い喜び多し」、心の持ち方で願い事が叶うという今年のおみくじ、まず頑固さを緩めなければと、改めごとに気づく。
おみくじは境内の木の枝に結びつける。神様との縁を結ぶ、といういい伝えもあり日本人の素朴な感情を知る。最近は木の枝に結ぶとその生育が悪くなるとして、おみくじを結ぶ紐などが設けられている。社の神々はどんな気持ちで氏子らのこの気遣いを見守られているのだろうか。この神社のおみくじは50円、デフレの世とはいえ、これだけの願いをこの値段でお引き受けされるとは、神力の偉大さを知る。
神社仏閣は、初詣での皆さんのどんなお願いを受け止められたのでしょうね。
今年も楽しく行きましょう。
どうぞよろしくお願いします。
寒い、風が強い、そうは言っても皆さんお参り、この風習は途切れさせたくないです。
今年は何を計画されているのでしょうか、楽しみにしております。