日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

言い回し

2007年10月11日 | 生活・ニュース


訪れた施設の玄関に入ったら金木犀のいい匂いが漂っていた。「採っておきたいこの匂い」という文を読んだことがある。あちこちで今盛りと咲いている。

金木犀が本格的に咲くと、秋の味覚の王である「松茸」が出始めると聞いている。昨日の新聞に錦川流域で地元産の出荷が始まった、と写真入りで載っていた。口に入る値段ではなかった。

ある方の文章を読んでいて「夫婦の口争い」の様子が目についた。原因のたわいないことは世間の常識どおりだった。興味は、最後にその落としどころがどのように書かれているかだ。

何ごとも無かったように「いつもの口相撲」だった、と結んであった。相撲の勝負は当然奥様へ軍配が上がっていた。
上手い表現だと思った。所詮は夫婦の争いだが相撲だといってしまえば、丸い土俵での勝負には角が立たず丸くおさまるということだろう。

松茸と金木犀について、その香りと匂いそして美味しさ、これの上手い言い回しはないかと頭をひねるが浮かばない。

いつも、ジュースを飲んで「ジューシー」と言うレポーターに「当たり前だろう」と言っている事を反省しなければいけないか。でもレポーターは仕事だから上手く伝えて欲しいものだ。

(写真:花瓶にいけられた金木犀)
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遅れました

2007年10月10日 | 生活・ニュース


今年は咲き始めが遅かった彼岸花。今でもたくさんの方のブログに登場している。ある写真グループのブログには各地の見事な彼岸花がその姿を競い合っていた。

彼岸花は曼殊沙華ともいい「天上に咲くという花の名」と説明される。見る人の心を柔軟にする力があるそうだ。

彼岸花が咲いているとき「葉」を見たことはない。葉がなくても花が咲く、普通には考えられない。そこにはこの花独特の生育の姿があると言う。これを知るには咲き始める1週間ほど前から畦道で観察をはじめよ、と書いてあった。

芽がでると1日に10センチの速さで伸び数日で花が咲が見られる。花が枯れると葉が現れ、冬の間球根に栄養を蓄える、天上に咲く花はそこらの花と違いがあるようだ。

あっという間に咲く彼岸花には、1日に10センチも伸びる技があったのだ。桜が散るとき「三日見ぬ間の桜かな」というが、彼岸花にはその逆が言えそうだ。

先日、玖西盆地を走った。刈り取られた稲田の畦にはいたるところ赤い彼岸花の群生が見られた。遅くなったが見てくださいと秋の陽を浴びていた。近くに黄・ピンク・赤の彼岸花を植えておられる家がある。その時期になるとウォーリングのとき少し回り道をして眺めながら通っている。

(写真:黄色とピンクの彼岸花、9月末に写す)
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校名変更

2007年10月09日 | 生活・ニュース


残暑の名残か秋の到来は遅れているようだが小学校の運動会は終わった。来春から廃校になるので最後の運動会となった小学校があった。伝統ある校名が廃校という校名に変わる。過疎化と高齢化に拍車をかける廃校は卒業生はもちろん地域の人の寂寞感ははかり知れない。

中山間地の抱えた痛み悩みを解消するひとつとして都市との交流が図られるが、まだレジャーとしての域を超えていない、世話される方から聞かされた。廃校となった校舎を活用した新しい街興しやその活性化を地域で考えて進めていく活動から始める、とも話された。

新しい息吹が芽生え、再び廃校前と同じ校名がそこに帰ってくることを願っている。

(写真:少し寂しげに秋が揺れていた)
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ゴーヤジュース

2007年10月08日 | 生活・ニュース


ふと思いついた遊びごとをやって見ようと始めた。
いつも慣れた感じで操作していることを少し工夫すれば、と深く考えないまま始めた。上手くいかない。方法や値を変えながら何度も何度も繰返した。トライを笑うかの様に、考えているものより「ずれたアウトプット」が出てくる。インプットが間違っているのだ。

進むか止めるか迷っていたとき「ゴーヤジュースを作った」と家内から声がかかった。冷たくて少し苦味のあるそれを飲みながら、見るともなしに見ていたTVの再放送ドラマの「確認したか」という言葉がいやに大きく聞こえたとき、今やっている方法は思い込みから始めたことに気づいた。

「美味しかった」いつもは言わない言葉を残してパソコンの前に移動した。こまったら「初心に帰る」のことわざ通りはじめからやり直した。そして異なった選択肢があることを見つけた。思い込んでいた手法は全くの見当違いだった。

何度目かのトライでやっとそれらしいアウトプットが得られた。しばらくは時間をつぶせる気がする。ゴーヤジュースを飲まなかったら断念していたかも知れなかった。家内に借りができたがこのことを家内は知らない。

(写真:何とか形になった遊びのプリント)

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かぐや

2007年10月06日 | 生活・ニュース


秋の夜長という。人それぞれに○○の秋から選べばいろいろな過ごし方がある。中秋の名月で過ごした人も多かっただろう。

9月14日打ち上げられた月観測衛星は「かぐや」と命名された。順調に飛行を続け、月の周回軌道へ乗ったという。12月から1年間にわたり月の元素・磁場の様子・地層など多数の観測を行う予定だ。これらの観測データは「月の起源」に迫るかも知れないと大きな期待が寄せられている。

月の裏側の観測、月平線?から上る地球の姿なども送ってくる計画だ。初めての知らない姿が明かされるかも知れない。待ちどうしい。

それとはひと足早く、10月の初め、このかぐやの初仕事、いや観測準備の1つとして「上弦の地球」を送信してきた。南米大陸がはっきりとわかる鮮明な写真は、これからはじまる諸観測の明るい前途を伺わせた。

いくつもの大国が月の観測を新しく始めると言う。観測は純粋な学術・科学的なものとし、自国の利益のみのために使うことのないように願いたい。

中秋の名月と見上げ親しんだ月はあと3、4日で新月になる。今朝のウォークで見た月は明けの明星のすぐ上側で剣のような細い弧に変わっていた。月は1日として同じ姿を見せない。

♪月が鏡であったなら・・・という、今映して見たい何があるか、年金で暮らすこれから先を少し見たい、そんな気もする。

(写真:中秋の夜に撮った月)
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花水木

2007年10月05日 | エッセイサロン


エッセイサロンの「同人誌」のタイトルは花水木。
今年の初め、結成初年度のエッセイサロンの足跡として同人誌の創刊号を発行した。第2集に向けて代表者の元でその準備が進んでいることを伺っている。会員は待っている。

第2集の編集準備で代表者の悩みを聞いた。

創刊号は「会員の創作・投稿活動は活発で、この1年で46編が新聞に掲載された。この成果を同人誌として発行」という経緯がある。第2集もこの方針で発行されると、大幅なページ増になる。

言い換えれば初年度にもまして会員の創作・投稿そして新聞掲載が増えたことを意味している。進歩・成長としては喜ばしい限りだ。が、ページ増はコスト増に連なる。これが代表者を悩ませている。

その悩みなど知らぬがごとく会員の創作・投稿は活発に続いており、このままでは代表者の越年の悩みとなりそうに思える。原稿が無くての悩みよりは「嬉しい悩み」として代表者の編集に期待をします。

中高の花水木の梢は8部方落葉していたが、赤い実は無数につき澄んだ青空からの陽を浴びていた。次の春へ向けて準備を始めている。

年が明けると、エッセイサロンの今年の成果が第2集という「実」になって表れる。来年のことを言うと鬼が笑うというが、立派な花水木の実を見たときそう考えた。

(写真:近所で見かけた花水木の実)

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エール

2007年10月04日 | 生活・ニュース


高卒の就職試験が終わって2週間余。採用選考に受かった生徒さんへは学校を通じて内定通知が届いたと思う。そうでなかった生徒さんには次のチャンスをと、進路指導の先生には秋を味わう暇はなかろう。

今年も高い求人率となり、希望先は幅広い角度から選択できたようだが、内定漏れとなった生徒さんには、厳しい選択に再度挑戦することになる。今度はチャンスを活かして欲しい。

今の時代根性論は古臭いと言われる。でも、義務教育から高校入試、部活、採用試験、また校内外の各種試験や資格取得に頑張った、努力した、これは根性があったから成し遂げて来れたと思う。この努力は忘れずに続けて欲しい。

これからの国の産業を背負う、高齢者から言えば国を託する若い人の力を期待するところは大きい。半年後の社会への巣立ちまで気を緩めないで欲しい。

進学希望の高校生、いよいよ本当のスタートラインへ立つことになる。大きな試練へ向かう準備、心身に気配りし入試へ向かって欲しい。

(写真:近所で見かけた根性ある芙蓉の花)
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細い道でも

2007年10月03日 | 回想


新しいテーマを担当することになった。古い資料を整理している。その担当した私の経験を聞きたい、と、よく知っている後輩から電話がかかった。

20数年以上も前になる。同業各社で大きな災害や事故が続発した。これらへの対応策が幾通りも打出された。企業は存続を掛けて真剣に取組んだ。その1つのテーマを担当したことを思い出した。

今の企業環境の基で当時のことがどれほどの参考になるか分からないが、思い出しながら話しをした。この歳にして鮮明に思い出せたのが不思議だった。

それはある目的のための道筋を作ったもので、個人的には大きな効果を上げた記憶に残る仕事のひとつになっている。が、永続するものではない。時間とともにその道筋は役目を終えていた。

小さく細いけど開いた道は雑草に覆われて見えなくていた。なにかそこにあった、刈取って旧道を見てみようとする後輩の電話に喜ぶと共に、彼の記憶力に驚いた。

3週間ぶり国会で議論が始まった。マスコミは「ねじれ国会」と称し、騒動の大きくならんことを願うかのような取り上げ方だ。VTRではドラマティックに組み建てられた映像がそれを助長しているように思うのは私だけだろうか。

国民の目線での議論、首相の言われる「国民の安心できる社会」の議論を真剣に願いたい。稲わらは1本では弱いが、幾本か纏めてねじれば「縄」になる。縄の強さは昔からよく知られている。ねじれてこそ国民のための明るい道が見えるかも知れない。期待する。

(写真:斜面に見えるのは何の道だろうか)
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クモの親子

2007年10月02日 | 自然 季節


秋の日差しに誘われ時間待ちのあいだ周辺を散策した。

畑の周りのコスモスとススキのゆれが秋の風情を色濃くしている。柿の実も薄く色づき初めていた。農作業の婦人は、目だけ残して日差しを避ける完全武装だった。朝夕は賑やかに合唱する虫の声も、日の高くなったこの時間では聞かれなかった。

幅数メートルもあるような大きな「くもの巣」に2匹のクモがいた。その大きさや体形から親子クモと思った。くもの巣は毎日のように見ているが、1つの巣に2匹いるのは初めて目にした。その間は2メートルほどだろうか。

クモの子を散らすという。これは群集などがちりぢりばらばらに逃げ散るさまなどのとき使う表現だ。その意味は、一塊に産み付けられたクモの卵は生まれると糸を流して風に乗り飛んでいき散らばることからきている。長野県のクモが偏西風に乗りアメリカにたどり着く話を思い出した。

するとこの子クモは風に乗って飛んでいけなかったのか、飛んだけど親の元へ帰りついたのか、意味もなく思いながら数分間見ていたが親クモが位置を変えただけで子クモは動かなかった。

動かない親子のクモ、これから先のことについて、細い糸を使って会話していたのだろうか、張りめぐらされたネットを使ってどこかと交信していたのだろうか。厳しい自然界、これからどんな展開になるのだろう。

相撲界が大揺れだ。師匠と弟子は親子の関係にも例えられる。実の親はすべてを託しておられる。そこで何が起きたのか「マスコミ先行型」で知らされている。相撲協会の腰が重い、と批判されている。相撲だから腰の重いのは当然だが、このまま世間を「寄り切り」で負かすことは出来ない。

(写真:1つのクモの巣にいた親子クモ)
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投書の力

2007年10月01日 | 生活・ニュース


孫の名前を付けた新聞を作っていることが昨日のT新聞社のブログに紹介された。

いきさつは、孫あての新聞を作っているという私の投書が半年ほど前のT新聞に掲載された。これを読まれたNさんから、見せて欲しいとメールが届き、交流が始まった。

Nさんは、障がい者を支援する新聞を自主作成し配布されている。また、母親の目から見た子供の成長を綴ったマイ新聞も作っておられる。

Nさんは、いまT新聞社のブログに、「一期一会」のタイトルで思い出の出会いを寄稿されている。その1人として紹介された。
1つの記念になるのでマイブログに残しておく。

書き込まれたコメントを読みながら「新聞の投書欄は読まれている」ことを実感した。Nさんとの交流の始まりも投書欄からだった。
次回につづく、で終わっていた。何が飛び出すのだろうか。

(写真:ブログの1部分)
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