毎年6月中旬から7月中旬の約1ヶ月、
全国のおやこ劇場・子ども劇場の次年度の例会のための、
企画説明会があります。
会議のネーミングは、それぞれ、交流会とついたり、
事務局会議とついたり、
まぁ、それぞれいろいろあるわけですが、
ジャンルによって多少違いはありますが、
東北から九州まで、10カ所弱の地域を回ります。
昨年から、
少しずつ話に聞こえてきているのが、
「見れる作品から、見たい作品へ」という言葉です。
この言葉に、
非常に励まされ、
何とか東京演劇アンサンブルの作品も例会に選ばれるよう、
作品説明に臨んでいます。
しかしながら、
つい、限られた時間(だいたい1団体5~7分程度)で、
作品そのもののよりも、
「見たい作品」について話すことが多くなってしまった。
いま、
全国の子ども劇場・おやこ劇場では、
例会作品は、平均編成人数が3人と言われています。
そんな現状の中、東京演劇アンサンブルのような17,8人編成の作品は、
なかなかハードルが高いのです。
それでも作品の紹介とともに、
一つ昨年から考え続けていることがあり、
その話を中心にしてきました。
それは、端的に言ってしまえば作品の質の話なのですが、
僕たち自身が、
せっかく「見たい作品とはなにか」という話題が出ているときに、
その“見たい作品”であるかどうか、
その問を、ずっとこの1年間考え続けてきたように思います。
僕たちは常々、子どもたちに作品を見せようと思う時、
子どもが大人になるまでの間に、
子どもたちに知ってほしいこと、大人と一緒に考えてほしいこと、
そんなことを芝居を創造しながら考えています。
今、とても生きることそのものが困難な時代にあって、
その時代を共有する異年齢の人間同士として、
避けて通れない問題が、たくさんあり、
大人から、子どもたちに向けて話さなければならないことがある。
それが、僕らにとっては、
芝居なのです。
だから、今を生きる子どもたちに見てほしいし、
見て、一緒に話をしたい、
そんな話をしてきました。
それから、もう一つ。
“見たい作品”であるためには、
当然、作品の質の問題が問われることになります。
そのことは、
昨年から東京ではじめた“批評対話”を絡めて話をしました。
個々の劇団での不断の努力は前提として、
児演協でも、創造の質を高めあうための努力をしているということ。
こちらは少しづつですが、
何とか、創造団体同士が、創造の質の話をできるような“言葉”を獲得するために、
続けていきたいことです。
ちなみに昨年はこんな感じでした。
http://blog.goo.ne.jp/tee-akira/e/c4cbf576acd0535a7b74d13031aaa265
ということで、
『批評対話』は今年もやります。
21日・人形劇団ひとみ座
22日・劇団如月舎
23日・アートインAshibina
下記のサイトで、U-Streamにて生中継もおこないます。
興味ある方はのぞいてみてください。
http://www.ilios.co.jp/de
ai-no-forum-2011/
今年は、
さらに、やはり見てもらいたいという思いもあり、
この夏、大阪と福島でのフェスティバルにも参加します。
それについては、次のブログで紹介したいと思います。
全国のおやこ劇場・子ども劇場の次年度の例会のための、
企画説明会があります。
会議のネーミングは、それぞれ、交流会とついたり、
事務局会議とついたり、
まぁ、それぞれいろいろあるわけですが、
ジャンルによって多少違いはありますが、
東北から九州まで、10カ所弱の地域を回ります。
昨年から、
少しずつ話に聞こえてきているのが、
「見れる作品から、見たい作品へ」という言葉です。
この言葉に、
非常に励まされ、
何とか東京演劇アンサンブルの作品も例会に選ばれるよう、
作品説明に臨んでいます。
しかしながら、
つい、限られた時間(だいたい1団体5~7分程度)で、
作品そのもののよりも、
「見たい作品」について話すことが多くなってしまった。
いま、
全国の子ども劇場・おやこ劇場では、
例会作品は、平均編成人数が3人と言われています。
そんな現状の中、東京演劇アンサンブルのような17,8人編成の作品は、
なかなかハードルが高いのです。
それでも作品の紹介とともに、
一つ昨年から考え続けていることがあり、
その話を中心にしてきました。
それは、端的に言ってしまえば作品の質の話なのですが、
僕たち自身が、
せっかく「見たい作品とはなにか」という話題が出ているときに、
その“見たい作品”であるかどうか、
その問を、ずっとこの1年間考え続けてきたように思います。
僕たちは常々、子どもたちに作品を見せようと思う時、
子どもが大人になるまでの間に、
子どもたちに知ってほしいこと、大人と一緒に考えてほしいこと、
そんなことを芝居を創造しながら考えています。
今、とても生きることそのものが困難な時代にあって、
その時代を共有する異年齢の人間同士として、
避けて通れない問題が、たくさんあり、
大人から、子どもたちに向けて話さなければならないことがある。
それが、僕らにとっては、
芝居なのです。
だから、今を生きる子どもたちに見てほしいし、
見て、一緒に話をしたい、
そんな話をしてきました。
それから、もう一つ。
“見たい作品”であるためには、
当然、作品の質の問題が問われることになります。
そのことは、
昨年から東京ではじめた“批評対話”を絡めて話をしました。
個々の劇団での不断の努力は前提として、
児演協でも、創造の質を高めあうための努力をしているということ。
こちらは少しづつですが、
何とか、創造団体同士が、創造の質の話をできるような“言葉”を獲得するために、
続けていきたいことです。
ちなみに昨年はこんな感じでした。
http://blog.goo.ne.jp/tee-akira/e/c4cbf576acd0535a7b74d13031aaa265
ということで、
『批評対話』は今年もやります。
21日・人形劇団ひとみ座
22日・劇団如月舎
23日・アートインAshibina
下記のサイトで、U-Streamにて生中継もおこないます。
興味ある方はのぞいてみてください。
http://www.ilios.co.jp/de
ai-no-forum-2011/
今年は、
さらに、やはり見てもらいたいという思いもあり、
この夏、大阪と福島でのフェスティバルにも参加します。
それについては、次のブログで紹介したいと思います。