「子どもがいるのだから、父母は協力せねばならない。親のわがままは許さない」って、「子どもを通じた部分的強制結婚」をオブラートに包んでいるだけでは?「個人の尊厳」を何だと思っているのだろう?
— 木村草太 (@SotaKimura) January 30, 2024
…単体で見るとちょっと首をかしげるが、共同親権の話ですね。
要綱に賛成した委員の一人が「共同親権が望ましい場合と単独親権の方がよい場合の基準や運用について十分な議論ができなかった」と言っている。そんな大事な議論をせずに、なぜ賛成できたのか?「共同親権」導入 法務省は民法などの改正案を今国会提出方針 | NHK https://t.co/R0hlIDC0Av
— 木村草太 (@SotaKimura) January 30, 2024
差し当たり私としてはこうしてメモを取っておくくらいとする。
「子どものために共同親権にすべきか否か」の合意すらできない父母による、共同親権の行使。子どもが困ることだけは、確実だろうに。決定に困らないとしたら、主張の強い方が一方的に決めるのだろう。異議を唱えれば、「あなたが我慢すれば、すべてうまく行くのに」なんて言われるんだろう。
— 木村草太 (@SotaKimura) January 30, 2024
女性側が親権を単独で持って行って…から始まる悲劇も報じられるところで、DV関係も十分な議論を望みたいところ。というか私のところにきた縁談は基本、経済DVが大前提になっているのがしばしばで、抑止力があってくれるといいかなあ、とはちょっと思う。
撤去自体は好ましいことではなく、批判されるべきことだと認識するが、それはそうと手続き的には行政側はまあまあ丁寧ではあり、代替案の提示もあり、行政側を完全な不正義と断じるのも勿論ダメだろうという、なかなか興味深い案件。
毎日新聞 群馬知事「歴史認識の問題でない」 朝鮮人労働者追悼碑撤去 2024/1/25 19:42(最終更新 1/25 19:42)
「群馬県の山本一太知事は25日の記者会見で、高崎市の県立公園「群馬の森」にある朝鮮人労働者追悼碑について、「(市民団体と)丁寧に交渉・調整し、代替地も提案したが了解を得られなかった。法治国家だから粛々とやらざるを得ない」と述べ、行政代執行で予定通り撤去する方針を改めて示した」
「「歴史認識の問題でなく、そもそも決まったルールを破られたのが原因。撤去と歴史のねじ曲げはつながっていない」と反論。「記憶、反省そして友好」などと書かれた碑文の内容自体には問題ないとの認識を改めて示した」
「団体は2004年、県の許可を得て碑を設置した。その後、団体が開いた追悼式典で出席者が「強制連行」などの言葉を使ったため、県は14年、政治的行事を行わないとの条件に反したとして許可を更新せず、県の処分の適法性を争った訴訟は22年6月、最高裁で県の勝訴が確定した」
ということで「強制連行」の用語の政治性を問われたと。県立公園内部だから、多少は控えて「公式見解」に配慮しろと。そういう方向と理解してよいだろうか。
団体側は
「県は29日から2月11日まで撤去工事を行う方針。碑を設置した市民団体によると、県は25日、撤去後の碑の引き取りを団体に求めた。ただ、団体側は適当な代替地がない上、高さ約2メートル、幅4メートル超ある碑の運搬費の捻出が難しいとして、撤去した場合はプレートを引き取る考えを示した」
…22年6月に県側勝訴確定ののち、団体側には移設・代替地選定確保、運搬の必要が出ることは明らかと言っていいだろうか。碑自体の価値を認めず、プレートだけ引き取るという安易な選択は…これはこれで批判されてよいと思う。
産経新聞 「ルールに反したことがすべて」群馬の山本知事、朝鮮人追悼碑撤去で 2024/1/25 17:57
県側は移設のために期間を延長したのは誠意である、という立場を打ち出している様子。
「今回の代執行のタイミングについての質問には「担当部は『もっと早く進めたい』との意向だったが、私から、もう少し丁寧に(撤去後の)代替地の提案も含め期間を延長して交渉するよう要請した」と経緯を説明。「(ルール違反と司法判断に従わない)公益に反した状況が続いているわけで、ここまでが限界」との認識を示した」
社民党は…社会党時代の記憶が蘇ったか、関与の意思は示したが、これを一蹴されてしまっている。…落日だなあという感想は、そりゃあまあ…多少は…。
「また社民党が25日、日韓関係への影響が大きいなどとして、福島瑞穂党首の名で執行停止を求める要請文を行ったことには「そもそも、この問題は東京にいる社民党の方々が決めることではない」と一蹴。日韓関係への影響についても「外交ルートで何か来ているわけでもない」と語った」
「山本知事は「追悼碑は現在、静かにたたずんでいる」とする市民団体側の主張にも「静かにたたずんでいるのなら、そもそも裁判にはならない。最高裁まで行った以上、その決定に従う」と繰り返した」
県側は平地に波瀾を起こしたのは団体側だろうと、そういう立場。
「代執行の期間は2月11日まで。この間、県は臨時閉園にして撤去作業を行う」
破砕・破壊というから、そうも巨大な岩石を破壊するとはなんたる執拗な破壊行為…!と思ったのだが
世界に歴史上人物の銅像や事件の記念碑はたくさんありますね。これは建設費用が割と賄いやすい、一旦作れば大きな政治圧力、民衆圧力でもない限り世代を超えてそこに残すことができるというメリットがあるからです。その点では紙媒体より目的達成度が高いかもしれません。今回破砕されたのはその中でも https://t.co/DOaZPVYAjH
— Sayaka Chatani (@SayakaChatani) February 1, 2024
「追悼碑」という歴史上の痛みを直視することを社会に刻みつける大変意義のあるものでした。どのような意見があれど、一旦建った物を反対運動が起こる中で撤去、移動じゃなく「破壊」した点に、信じられない政治的な支配欲を感じ、震えがとまりません。
— Sayaka Chatani (@SayakaChatani) February 1, 2024
#群馬の森朝鮮人追悼碑撤去反対
— 群馬の森朝鮮人追悼碑撤去に反対する市民の会 (@gunmatsuitohi) January 31, 2024
本日(1月31日)の朝日新聞の記事で、追悼碑の残骸を見てしまったので、在りし日の思い出。
23年5月6日に行われた「守る会」の人たちによる清掃。終わって、みんなでくつろいでいるとき、4月27日付で撤去命令が出たことが伝えられた。 pic.twitter.com/juQy5qVI4K
自然石に埋め込んだものかと思ったらそうじゃなく、コンクリ壁をつくったものか。ならば移設するにもそう難しいことはない。パネルだけひっこぬいて、移設先に同様のコンクリ壁をつくり、再設置すればよい。…というか、移動にはなじまないものじゃないかなあこのコンクリ壁。なにか名のある建築家の特別なデザインで価値があるんだとか、そういうものなのだろうか。…コンクリ壁自体の価値は薄いがゆえ、パネルだけ持ち帰るという、そういうことだろうか。
をまけ。
俺は本当に同世代で特に出世した人に言いたいんだが、日本で健康な男に生まれて社会人になったら、それだけでゲタ履かせて貰ってるからな。自分の努力でだけで成り上がったと勘違いしない方がいい。精神論根性論なんて間違っても振りかざさない方がいいゾ。頑張っても報われない立場の人っているんだよ
— 高知東生 (@noborutakachi) January 30, 2024
私としては「自分の努力でだけで成り上がった」などと考えもしてないのでどうでもよいのだが、「自分の力だけでできたとでも思っているのか!」と罵られたことはあり、多少もにょるところはある。そうは思っていないから家に居所がないというお前の茶飲み話に付き合ってやったんだろうがとか、まあ。多少はアレな思い出が。
…そりゃあまあ退職金を半分、投資で吹っ飛ばすあほに向ける目は厳しくなるだろうねー…。
…だからといって共同研究者に過ぎない私に、穴埋めの道義的責任はないからねー…というか私は止めたんだよー…。
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