空野雑報

ソマリア中心のアフリカニュース翻訳・紹介がメイン(だった)。南アジア関係ニュースも時折。なお青字は引用。

黄砂がたいぶ激しい様子・中国北部

2017-05-04 15:35:47 | Newsメモ
BBC Dust storm chokes Beijing and northern China 4 May 2017

A dust storm is choking a large swathe of northern China including the capital, Beijing, in yet another air quality crisis to affect the country.

 これが中国の最大の危機ですわね。数億の地方民を事実上の属国として、沿岸地帯・首都近辺を繁栄させて…という作戦は、まあ、相当の成功を収めるものと思われる。現に収めている。だが、この社会的矛盾のほか、環境へも大なる矛盾を生じさせており、この環境問題が上流国民をも蝕み、短命化させ、投下しただけの資源にみあうほどの生産性を得られないことが続くことで「先進国化」に失敗する…というもの。

 なお、その頃には地方民の短命化が進みすぎて、やっぱりアレコレアウトになる。

Authorities are advising residents to avoid outdoor activity and for children and elderly people to remain indoors.

 日本人的には、「国土全域四日市化」とでもいえばいいのか。さすが中国、汚染の規模も小日本ごときの追随をゆるさないぜ!とでもいうのか。

 一応「The dust is blowing in from neighbouring Mongolia and China's Inner Mongolia Autonomous Region」なので、黄砂の影響なのではあるのだが。どっちみち「the PM2.5 reading - which measures pollution in the form of small breathable particles - was 500 micrograms per cubic metre」なので、この時点でアウトである。

 …そこらへんでわいてる、『自然由来のものならOKなのよ!』派は、中国人民の代わりに黄砂をすってきてあげてはどうか、とかちょっとブラックジョーク。

 なお:「But it is also increasingly affected by dust storms, as its cities expand towards nearby deserts which in turn have been spreading due to climate change」、気候変動のためもあるわよー、という記述。砂漠化が進んでいやしませんかね、と言う程度のことか:「Authorities have been attempting to halt this progress by planting more trees」。

 …となると、よほどこの、”カネの儲からない”事業に注力しないと…というわけであり…。
 …うん、積んだかもなあ。



 …「999」がぞろりと。

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