備忘録。
BBC Anti-French rallies across China 19 April 2008
BBC China urges 'rational' protests 20 April 2008
とりあえず絵的にどぎつい,容易に敵対的感情を喚起するであろう「フランス国旗にナチハーケンクロイツ」な画像を記事中に載せてないBBCの理性的行動に中国国民は敬意を抱くべきだと思うんだ。
当局は(流石にフランス相手では)デモを抑圧傾向の模様。人民日報も人民に理性を求める方針。そりゃそうだろう。
BBC Thai funeral dish poisons guests 20 April 2008
タイのお葬式で食事中,140人ほど体調不良を訴える。料理にフグが入っていた模様。
BBC 'Extinct' turtle makes a comeback 17 April 2008
ベトナム。滅んだとおもってた亀さんがひょっこり姿を現したという。動物園に3頭しかいないんだとか…それ,「事実上滅亡した」って言えますよねぇ…。まあ喜ばしい話です,自然状態でいたって言うんですから。
BBC Iraqi students seized near Baquba 20 April 2008
イラク,バクバで偽検問で学生さんを引っ掛けて,男子学生ばかりを誘拐していったとか。この1週間でバクバ周辺の2事件で80名ほど死んでいるという。最近イラクニュースを見てなかったですけど,あれまあ。
そういえば日本の高裁で,イラクでの航空自衛隊の活動は違憲である,だってバグダッドは戦闘地域だから―という判断をしてましたっけ(ものすごい概略)。例えばこのように,1週間で80人も死ねば,日本人的には十分戦闘地域のようにも思えますが,ですがどうでしょうね。
Garowe Online 20 killed as insurgents ambush Ethiopian soldiers in Somalia Apr 19, 2008
エチオピア軍がモガディシュ北方のInsurgents strongholdに進入,これに待ち伏せ攻撃があって戦闘発生。この戦闘でIslamist側は7名損失と公表。しかしエチオピア軍をそれ以上殺害したと主張する。
モガディシュのKeysaneyなる病院のAli Moallim Bile氏は男女子供あわせて20名ほどの治療をしたと述べる。
金曜夜から,政府軍詰め所に攻撃があり,政府側・反乱側各1名を含む4名が死亡の由。また4度の暗殺計画を生き延びたという政府側情報機関員Ali Wareto氏が五度目にして遂に暗殺されたという。3名のピストル持ちが銃撃する,という,殆ど様式化した暗殺方法です。
Garowe Online Somalia: A hint of hope for a broken country Apr 19, 2008
これの元記事はエコノミストなのかもです。
面白いですよ。アルシャバブの実戦力は400名ほどだろうとか(ちょっと割り引きすぎかも,ですが),あのソマリアの一人当たりGDPはエチオピアやエリトリアを超え,その日用品トレーダーの影響力は地域経済に無視できない…ってほんとっ?
…実際,地勢的に非常に有利な位置にあるわけで,決して信じ得ない話ではないとは思いますが…。
また,名のあるアルカイダ戦闘員の状況についても述べられています。逃亡中のとある人は,その僅かな安息の時間に古いディズニーを見るのを楽しみにしているんだなんて内部情報が書いてありますね。
『イスラム聖戦士に対する誹謗に満ちた記事で信用に値しない!』なんて怒る向きもあるかと思いますが―まあそのあたりはともかく,民間の見方としては,ソマリアは『アメリカの対テロ戦争第三の前線』ではない,というのが宜しいかと。
あれを『アメリカの対テロ戦争第三の前線』にしたいのは,そんな風に描写するのは,割と特定の一部勢力であるように私は感じていたりするのです。あれとかそれとか,あれを敵視するひとたちとか,それの言う事をまるのみにするよーなひとたちとか。
私はそうしたバイアスのきつそうな報道より,「ディズニーアニメを僅かな楽しみにするイスラム戦士」なんて話のほうを信じるだろうし,むしろこっちのほうが価値ある話題なんだと思います。
ねえ。あなたたちが「自由と民主主義の敵」だなんてレッテル貼ったり,或いは「真なる信仰の護持者」「反米の闘士」だなんて称揚するような,そんな偉大なる大戦士様も―疲れるんだよ?
あなたたちが見た(かもしれない)古いディズニー。それと同じものを,彼も見て,心を休めた(かもしれない)。
外側からありとあらゆるレッテル貼られて,彼はそれを利用して戦いもしてきたんでしょう。そうした外貌は怪物にもみえ魁偉にもみえるんでしょう,でもディズニーなんかみるような,そんな普通の人でもあるんで。
自由の敵対者・大悪魔,巨悪に立ち向かう聖騎士,そうした面はどれほど大きくとも,やはり彼の一面なのだと。
そして全く普遍的な,誰とも共感できそうな,そんな一面を疑いなく持っているのだと,そんなことを教えてくれる価値ある話題なのだと思うのです。
ただまあ群集心理はちょっとわからんなーとか思うわけでええまあ。
BBC Anti-French rallies across China 19 April 2008
BBC China urges 'rational' protests 20 April 2008
とりあえず絵的にどぎつい,容易に敵対的感情を喚起するであろう「フランス国旗にナチハーケンクロイツ」な画像を記事中に載せてないBBCの理性的行動に中国国民は敬意を抱くべきだと思うんだ。
当局は(流石にフランス相手では)デモを抑圧傾向の模様。人民日報も人民に理性を求める方針。そりゃそうだろう。
BBC Thai funeral dish poisons guests 20 April 2008
タイのお葬式で食事中,140人ほど体調不良を訴える。料理にフグが入っていた模様。
BBC 'Extinct' turtle makes a comeback 17 April 2008
ベトナム。滅んだとおもってた亀さんがひょっこり姿を現したという。動物園に3頭しかいないんだとか…それ,「事実上滅亡した」って言えますよねぇ…。まあ喜ばしい話です,自然状態でいたって言うんですから。
BBC Iraqi students seized near Baquba 20 April 2008
イラク,バクバで偽検問で学生さんを引っ掛けて,男子学生ばかりを誘拐していったとか。この1週間でバクバ周辺の2事件で80名ほど死んでいるという。最近イラクニュースを見てなかったですけど,あれまあ。
そういえば日本の高裁で,イラクでの航空自衛隊の活動は違憲である,だってバグダッドは戦闘地域だから―という判断をしてましたっけ(ものすごい概略)。例えばこのように,1週間で80人も死ねば,日本人的には十分戦闘地域のようにも思えますが,ですがどうでしょうね。
Garowe Online 20 killed as insurgents ambush Ethiopian soldiers in Somalia Apr 19, 2008
エチオピア軍がモガディシュ北方のInsurgents strongholdに進入,これに待ち伏せ攻撃があって戦闘発生。この戦闘でIslamist側は7名損失と公表。しかしエチオピア軍をそれ以上殺害したと主張する。
モガディシュのKeysaneyなる病院のAli Moallim Bile氏は男女子供あわせて20名ほどの治療をしたと述べる。
金曜夜から,政府軍詰め所に攻撃があり,政府側・反乱側各1名を含む4名が死亡の由。また4度の暗殺計画を生き延びたという政府側情報機関員Ali Wareto氏が五度目にして遂に暗殺されたという。3名のピストル持ちが銃撃する,という,殆ど様式化した暗殺方法です。
Garowe Online Somalia: A hint of hope for a broken country Apr 19, 2008
これの元記事はエコノミストなのかもです。
面白いですよ。アルシャバブの実戦力は400名ほどだろうとか(ちょっと割り引きすぎかも,ですが),あのソマリアの一人当たりGDPはエチオピアやエリトリアを超え,その日用品トレーダーの影響力は地域経済に無視できない…ってほんとっ?
…実際,地勢的に非常に有利な位置にあるわけで,決して信じ得ない話ではないとは思いますが…。
また,名のあるアルカイダ戦闘員の状況についても述べられています。逃亡中のとある人は,その僅かな安息の時間に古いディズニーを見るのを楽しみにしているんだなんて内部情報が書いてありますね。
『イスラム聖戦士に対する誹謗に満ちた記事で信用に値しない!』なんて怒る向きもあるかと思いますが―まあそのあたりはともかく,民間の見方としては,ソマリアは『アメリカの対テロ戦争第三の前線』ではない,というのが宜しいかと。
あれを『アメリカの対テロ戦争第三の前線』にしたいのは,そんな風に描写するのは,割と特定の一部勢力であるように私は感じていたりするのです。あれとかそれとか,あれを敵視するひとたちとか,それの言う事をまるのみにするよーなひとたちとか。
私はそうしたバイアスのきつそうな報道より,「ディズニーアニメを僅かな楽しみにするイスラム戦士」なんて話のほうを信じるだろうし,むしろこっちのほうが価値ある話題なんだと思います。
ねえ。あなたたちが「自由と民主主義の敵」だなんてレッテル貼ったり,或いは「真なる信仰の護持者」「反米の闘士」だなんて称揚するような,そんな偉大なる大戦士様も―疲れるんだよ?
あなたたちが見た(かもしれない)古いディズニー。それと同じものを,彼も見て,心を休めた(かもしれない)。
外側からありとあらゆるレッテル貼られて,彼はそれを利用して戦いもしてきたんでしょう。そうした外貌は怪物にもみえ魁偉にもみえるんでしょう,でもディズニーなんかみるような,そんな普通の人でもあるんで。
自由の敵対者・大悪魔,巨悪に立ち向かう聖騎士,そうした面はどれほど大きくとも,やはり彼の一面なのだと。
そして全く普遍的な,誰とも共感できそうな,そんな一面を疑いなく持っているのだと,そんなことを教えてくれる価値ある話題なのだと思うのです。
ただまあ群集心理はちょっとわからんなーとか思うわけでええまあ。
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