空野雑報

ソマリア中心のアフリカニュース翻訳・紹介がメイン(だった)。南アジア関係ニュースも時折。なお青字は引用。

「イタリア在住の頃イタリア男のナンパが不快だったので萌キャラが嫌いになった」

2018-10-30 10:16:30 | ノート
関連:「生身の女性にとって不快な視線を廃絶するには,生身の女に声掛けする男たちを廃絶する必要がある(2018-10-28)」

関連:「そりゃ世代的・背景となる文化ごとに違う見方をするし、その「常識」は変化してゆく(2018-10-27)」

 とまあ,いろいろ考えたが,結論的には「ありがちなそこらのフェミ学者とかは,殴っても殴り返さないよーな相手を狙って殴りかかるのを趣味にするアレなひと」ということになりそう。

 いやまあ,「微細な権力を問題にするのだ」という方向性自体はいいのだが,それこそプリキュアばりに巨悪と戦う気概のあるひとってどのくらいいます?という話になりそう。

 でまあ,いつものとーりにクソキモオタを殴って自分の賢さをみんなに知らしめちゃうよっとばかりにキズナアイに切り込んだら,うっかりそれが一般キャラだったもんで返り討ちにあったと。

 まあその,『そんなの区別できるかよ!』という嘆きは分るには分るんだが,天下のNHKが採用した段階でクソキモオタ専用ではないんだとアタリをつける程度の鑑識眼もなく,よくもまあ…と呆れられるんじゃないのか,というか呆れられたのとちがうのか。



 まあ、せやな、という。
 路上でナンパするよーな連中はイケメンでありまして。しかし、ナンパ行為自体はイヤだったということで、その記憶を嫌なものとして塗りつぶさねばならない。ところでイケメンは客観的事実としてイケメンであり、この記憶の部分自体はプラスのものである。そこでその経験をまるごと不幸なものと位置づけしなおすために、男性を「女を商品として消費するようなタイプのクズ野郎」と色づけしなおすために、あからさまに見た目的にも不快なキモオタを代入したわけだ。

「そんなキモオタにえっちいことされたり、えっちい視線をむけられて可哀相なおんなのこたち!」というイメージがこうして出来上がり、これに対して「イケメンに視線をむけられたり、えっちいことされるのはうれしいことだよね!」という逆側の勘違いも発生し―

 ―ふつうのイケメン連中はそれで楽に世間を渡って行けるはずなのだ。ところが最近、イケメン高学歴男子による強姦暴行事件が連続摘発されたりしたのは、ここらへんを誤解したものかと思うのだが、どうか。





 これさえ真実の一片を伝えている。嘘だと思うなら、ここ最近の幼女淫行殺害事件を10件、ならべてみろと。PTA会長とか入ってくる。









 アメリカで「政治的に正しいバービー人形」を展開している一方で、うちの国では「髪の色も肌の色もぐっちゃぐちゃ多様だがともあれ日本人」という、カオスというかサラダボウルというか、な世界観を展開しており、アニメ世界をファンタジー世界だと明示する一方、「あれでもまー構わんのだ」というなんとなしの理解を幼少時から「押し付け」てきたわけなのであった。

 ある意味、すばらしいことだと思う。
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