空野雑報

ソマリア中心のアフリカニュース翻訳・紹介がメイン(だった)。南アジア関係ニュースも時折。なお青字は引用。

世間に言う「無差別殺人」がどうして本格的に無差別でないのか、非常によくわかる正直な言葉

2018-10-26 11:49:36 | Newsメモ
BBC Florida schoolgirls arrested for 'satanic murder plot' 25 Oct 2018

11歳と12歳の女の子が、ちょっと早めの中二病を発症し、「私たちは悪魔崇拝者なの!」とはっちゃけて、肉切り包丁にピザカッター、はさみを用意してトイレにこもり、下級生を殺して血を呑もう、あわよくば生肉も喰らおうと画策。あっさりばれて同級生とかに先生にチくられて警察のお世話になった。

 なお興味深いことに

The two girls were waiting in the toilet for younger students that they could "overpower to be their victims", police said.

 とあり、要は小学5,6年生が1,2年生をとっ捕まえて殺しちゃおう、なぜかといえば相手が弱ければ制圧できるだろうから―というわけ。

 世間に言う「無差別殺人」がどうして本格的に無差別でないのか、非常によくわかる正直な言葉である。

 …まあこの場合、さまざまな罪に汚れた大人たちなどは悪魔に近いので、悪魔に捧げるいけにえにはしづらい、という理屈は立つかもしれない。いや、主人たる悪魔の御許にその手勢を速やかに送り込むという理屈も立つので、やはり、正直に、『自分より弱い生き物をいたぶりたい』という欲求の吐露と見るほうがよいのだろう。

 悪魔崇拝云々のメモを掘り起こしたのでここにメモしておく:
BBC Decoding the symbols on Satan's statue By James Morgan 1 Aug 2015

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