BBC Tokyo Medical University 'changed female exam scores' 2 Aug 2018
「東京医科大(東京)が今年2月に行った医学部医学科の一般入試で、女子受験者の得点を一律に減点し、合格者数を抑えていたことが関係者の話でわかった。女子だけに不利な操作は、受験者側に一切の説明がないまま2011年頃から続いていた。大学の一般入試で性別を対象とした恣意しい的な操作が明らかになるのは極めて異例で、議論を呼びそうだ」
弁護の余地も無い
結婚などで離職する女性を医者にしない事が社会の方針として正しい、と主張するんだったらその主張をオープンにして「女性は一律減点します。それが我々の方針です」とぶちかましてぼこぼこ叩かれるべきで、陰でこっそり減点してる時点で自分たちに後ろ暗い事を自覚してるんだから議論の余地ないでしょ
— ドンガメ六号 (@dongame6) 2018年8月2日
東京医大の女性差別入試の件に擁護の余地はないと思います。公平な入試を装って、その実、密かに女性を差別していたのですから悪質です。女性の比率を下げたいのなら、ちゃんと男女別の定員を設定して公表するべきですよね
— kikumaco(8/10中野AC,12クダラナ) (@kikumaco) 2018年8月2日
東京医大の件、性差別だってのがわからなくても、大学入試でアドミッションポリシーにもないし公表してるわけでもない条件で点数が操作されて受験生が金を払わされてたっていうのは詐欺なので全く擁護できないのですが、それでも性差別が絡むと擁護しはじめる人がいる不思議。みんな性差別が大好きだね
— saebou (@Cristoforou) 2018年8月3日
擁護は、まあその男なら出産も何も関係なしに(というか嫁の生活を人質にして)便利に使い倒せるので使用者的に正しい、といったあたりか:
女性医師は妊娠出産で一時的に退場するから不便で使えない、だから選考時点で一律減点する、ってものすごい論理だけど、それはそれとして女子受験生の一律減点をもってしても合格基準に達しなかった受験生に特別加点して入学させるとは、この大学も文科省も医師専門職養成をなんだと思っているのかね
— 足柄(アホ毛立ってます) (@asigaranyanko) 2018年8月1日
いやしかしなあ。
ともあれ女性が旧来の価値観によって差別されたということで、女性陣が憤るのはそれはそれでいいのだが
東医の件、新聞記事に「女性医師や女子学生からは憤りの声が上がっている」って書かれてていやいやいやいや男性にも正義心はあるでしょ?性別関係なく憤ってるでしょ?ってうんざりした気持ちになった。
— atout (@atouut) 2018年8月2日
女ばかりが特権的に怒るのだ、というのは変な話だ。
記者は社会問題に憤った瞬間に「活動家」と言われるんだね。
— 竹下郁子 (@i_tkst) 2018年8月3日
正確には「筋道立てて説明せずに、生の憤りをさらけ出した時」だなぁ。
— Rogue Monk (@Rogue_Monk) 2018年8月4日
この人零戦のときも「零戦はダメ熊本城はOK」として、自分の情緒を論理的に説明できてなかったし。https://t.co/vtk6BkgfDv
とまあ、批判をするにせよ、立場や理論をきちんと把握・構築するといいよねえ、とか。
さらには
東京医大は卒業者が多く附属病院に就職するからそちらの「意向」を入れて女性を絞ったらしいけど、それって要するに「産業界のニーズに合わせろ」をそのまま大学に要求するとどうなるかの1つの帰結だよね。大学への批判は当然だが就職先の側の問題を放置して大学「だけ」批判しても問題は解決しない。
— Hiroshi Yamaguchi (@HYamaguchi) 2018年8月2日
東京医科大の件、構造的にできた望ましくない均衡の中で最適な行動をとると、差別的な構造を強化する方向になってしまう例。そして、男をより多くとることを批判するにしても、批判する当人も含めた消費者の行動が既存の構造を強化し、今回の行動を合理的にしてしまっていることも踏まえるべきだろう。
— MMatsunaka (@mana613) 2018年8月2日
…解りやすい行動としては「不買運動」なんてのがあるが、我々自身がどのような生活が好ましいのかということを意識し、意識的に行動していくとよいかもー、という論点。
しかし、社会のマスとしてはそこまで意識的になれるかねえ、とも。
女子受験生を一律減点するなら初めからちゃんとそういっておいてくれないと。そしたらそんな大学受験しないんですから。受験料無駄。ていうか詐欺。落とした女子受験生に受験料返せって話です。
— 佐藤倫子 (@sato__michiko) 2018年8月2日
医師を志し、勉強に励んで東京医科大学を受験した女子受験生たちの感じる怒りと絶望は想像を絶する。どんなに悔しいだろう。ごめんなさいと受験料返すだけでは到底済まない。
— 佐藤倫子 (@sato__michiko) 2018年8月2日
とりあえずは賠償金でしょうか。賠償金および訴訟の手間ひまを恐れて今後はこういうのが減れば、まあまずは目的は達せられるだろうか。女性医師の社会生活上の位置づけについての考察・配置はまた別に考えなければならないはずでしょうけども。
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